2017年06月26日

奄美新聞:6月の記事より

6/1(木)..
台風傾向発表..7〜8月は沖縄方向へ、発生数、平年並みの27個前後予想。

「サクララン」たわわ 市街地近く山林で自生。

奄美群島振興開発で意見募集..県、6月1日から30日まで。

教育長に公開質問状..市民団体 学校給食センター計画で。

6/2(金)..
16年度決算見込み..大島病院2億1200万の黒字 病床利用率80%台に上昇。

地域貢献活動団体を募集..「元気高齢者チャレンジ推進事業」。

新規に「金作原利用実験」あまみ物産連盟法人設立後初の総会。

6/3(土)..
サンゴ再生調査研究へ..保全対策協総会、白化現象で事例発表も。

「ワダツミノキ」開花..梅雨の時期奄美大島南部で。

西郷からの返礼品龍郷町教委に寄贈。

「西郷南洲翁と徳之島」刊行 天城町・西郷ウォーク推進事業。

6/4(日)..
県園振協大島支部..
実証ほで生産技術安定、量確保へ...初の共販目指す「奄美つのかがやき」。
カボチャ、生分解性マルチ利用検討。

旧工業高の跡地利用検討..市議会報告会 初開催の名瀬浦上地区。

奄美出身の平田さんら上野の森キリスト教会でライブ。

徳之島3町も猫の適正飼養条例強化へ。

6/5(月)..
奄美の強み「一番は観光」..石破前地方創生相が講演。

交通事故未然に防ぐには..増加傾向の物件事故当たり前の順守こそ。
5月24日に行われた交通事故多発現場診断..現場2017から。

米国旅行会社が奄美の希少動物保全活動に寄付。

16年度障がい者の職業紹介状況。

6/6(火)..
「瀬戸内パッション」収穫スタート..酸味と甘味バランス良好前年上回る37d見込む。

白い花、日浴びて開花..食虫植物「コモウセンゴケ」3日、奄美大島南部=西康範さん撮影=

第13回奄美歌謡選手権。

ノネコの一時収容施設整備。

6/7(水)..
成長戦略ビジョン..後期計画策定に着手、第1回分科会 共通課題の掘り起こし。(奄美市AIAI広場)。

村制施行100周年に一花..宇検村職員往復100`完歩達成。

脇さん、住用町城集落の高台に別荘など整備。

共生・協働の農村づくり運動 阿室校区活性化委を知事表彰。

6/8(木)..
16年産キビ生産実績..26%増の47万7千d、全島で伸び40万d台回復は6年ぶり。

「演技の楽しさ感じて」演劇講座で現役俳優指導..奄美市生涯学習講座第1回。

奄美市6月補正2億9千万計上..飼い猫条例一部改正など16議案。

6/9(金)..
技術やノウハウ生かせるシステムを..
県の奄振総合調査..東京で出身者と意見交換「島との情報共有」求める意見も。

減産見通しも品質良好..大和村で「奄美プラム」出発式、K-GAP取得、単価500円設定。

住用総合支所・外来種駆除。

住宅全焼、1人の遺体名瀬中勝。

6/10(土)..
区割り改正成立..衆院新2区では3割届かず、奄美の有権者数占める割合。

自民・鹿3区候補を比例へ..区割り変更で県連方針。

JAあまみ徳之島地区果樹部会..パパイア共販が5倍増、現地検討・研修など強化へ。

町村議会..
瀬戸内町最終..100円バス、収支率基準以下 利用者数は大幅増加でも。

6/11(日)..
伊仙町..地方創生事業で住民説明会、買い物難民対策の要望も。

今年最小の満月観測..奄美の海辺で「ストロベリームーン」西康範さんが撮影(奄美市笠利町で、9日午後7時10分撮影)。

奄美群島・3高校で文化祭。

6/12(月)..
「奄美大学」設立可能性調査..「財源の確保重要課題」多額初期投資と維持費検討機関立ち上げへ。

「少年クラブ使節団」の今..東京と奄美結ぶ交流これからも微力ながら関われたことに感謝。

「党の5議席守る」自民県連大会..次期衆院選へアピール。

徳之島町、金見岬・諸田両海岸クリーン作戦。

奄美空港、県内初ケースオスプレイ1機緊急着陸。

6/13(火)..
7月にも掘削開始へ..宮古崎トンネル島内経済の活性化など期待。

立候補表明は現職のみ..和泊町長選告示まで1週間。

大和村最終EM菌の実証実験実施へ..採石事業関連陳情、調査特別委託付託。

カーリングで地域のつながり配田が丘自治会寺子屋。

梅雨入り1ヵ月間の降雨量が少なく晴れの日が多かった。きょう13日激しい雨に注意。

6/14(水)..
一部見直しせず表明..ふるさと納税返礼品通知で、鹿県でも同様の動き。

糖度も酸度も過去最高..瀬戸内町パッションフルーツ果実分析、24日イベント、安価で良質提供。

大島地区中学総体開幕。

創立120周年に新校舎建設へ天城町兼久小。

高校就職対策会議。

★ 2年ぶりの奄美合宿..藤島親方(元武双山)が市長表敬。
大相撲・藤島部屋の藤島親方(元大関・武双山)と力士らが12日、合宿のため奄美大島入りした。7月場所(名古屋)に向け、力士15人が奄美市住用町の奄美体験交流館で稽古に励む。13日は、奄美市役所を表敬訪問。朝山毅市長は「部屋力士の本場所での活躍を期待したい」と激励。藤島親方は「自然に恵まれた奄美で、力士たちは場所前に鋭気を養う良い機会」と合宿の意義を語った。同部屋の奄美合宿は2年ぶり。藤島親方の大学(専修大)時代の先輩・後輩も多く、以前から親睦を深めている奄美での合宿が実現した。現在、同部屋には十両の経験ある翔天浪をはじめ、5月場所で6勝を挙げた瀬戸内町出身の序の口・福山聖和(せな;22)など、幕下以下15人の力士が所属。今回の合宿は力士、スタッフ計18人が来島。11日まで滞在し、稽古は毎日午前8時から午前中行う予定という。アマチュアや子ども達との交流を積極的に行いたいという藤島親方は「地元の相撲ファンを大事にしたい。滞在中はぜひ応援を願いたい」として、稽古見学を歓迎している。なお奄美スポーツアイランド協会は、同部屋に豚肉30`を差し入れ。交流活動などをサポートする。

6/15(木)..
市議会一般質問..防止策調査し県申入れ、住用町市集落、赤土流失汚濁で市長。

大島地区中学総体。

東京芦良会総会・懇談会。

喜界町「観光振興計画」策定。

6/16(金)..
市議会一般質問..
後見人制で北大島連協(仮称)設立へ。陸自配備佐大熊市有地1億330万円売却。

大島地区中学総体。

大和村でトビウオロープ曳き魚体験。

天城町・西郷ゆかりの地めぐり。

6/17(土)..
奄振審議会..奄美空港ターミナルビル観光情報発信基地化、自然遺産「伝統文化の保存・伝統も重要」。

市議会一般質問..
バニラ関西便効果的5億円、紬組合販売組合「合併は望ましい」。

和泊町議会..新庁舎建設契約を可決来年1月、庁舎部分着工へ。

大島地区中学総体。

文化財の保護・活用考察知名町で群島連絡協研修会。

城久遺跡(喜界町)国史跡に。

6/18(日)..
徳之島で「奄美パパイア」産地交流会..近畿・関東両地区で販売拡大へ (株)ダイエー、方針へ示す。

立候補表明は現職のみ..和泊町長選、20日告示。

奄美市スポ少競技別交歓大会。

宇検村・チャレンジスクール。

奄美で初の日本熱帯生態学会。

---------あすの本紙は休みます--------------------
|  奄美新聞の社休日は毎月第3日曜日です。       |
| したがってあす月曜付けの本紙は休刊になり      |
| ます。                                                         |
|  ご了承ください。                                       |
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6/20(火)..
県議会開会..
奄振法延長へ最大限努力..世界自然遺産登録、IUCN現地調査に対応。

泉重千代さんの居間など整備..元長寿世界一 伊仙町、観光・交流の場に。

「特産のスモモ食べて」大和村フェスタ700人超来場で盛況。

奄美市・学力向上フォーラム。

「奄美・沖縄のヒトと自然の歴史」公開シンポ。

6/21(水)..
和泊町長選..伊地知氏無投票4選..「責任の重さ痛感、発展へ前進」。

飼い猫条例改正で質疑..市議会本会議議案12件を付託。

絶滅危惧種ウケユリ盗掘..国立公園特別保護地区で「悪質」。
盗掘跡の近くには、球根が切り取られたウケユリの茎を放置。山下さんたちは茎の切断面から、鋭利な刃物により切断されたものと推察している。現地で盗掘跡を確認した千葉上席自然保護官は、「巡視を続けてきた中での盗掘で非常に残念。茎を切断して球根を持ち去り悪質。許せない行為だ」。山下さんも、「球根のみ持ち去っているのは、鑑賞用かネット販売目的だろう」「ウケユリは奄美を代表する宝。それが盗掘で無残な姿になり許せない」と語った。

6/22(木)..
徳之島自然保護協..門扉無視・雑木伐採・不法侵入報告も、ハブ捕獲目的か国立公園特別保護地区で。

市議会文教厚生委..給食センター工事契約「飼い猫条例」住民意識の醸成注文。

東さん(笠利町)日本選抜入りアンプティサッカー。

国立公園指定・世界自然遺産集落説明会、瀬戸内町西阿室。

6/23(金)..
県議会代表質問..
国立公園各種行為規制「住民への周知重要」。
オスプレィ緊急着陸、届出・連絡徹底申入れ。

市議会産業建設委..与論の堆肥で効果検証 サトウキビ単収増対策で。

全九州少年少女空手道選手権。

徳之島地域土砂流出防止対策連絡協議会総会。

NPOが『奄美の相撲読本』作成。

6/24(土)..
キカンコミバエ..沖永良部で初の誘殺確認、「飛び込み」可能性トラップ増設、初動防除も。
農家、情報の共有化注文。

奄美市議会総務企画委..庁舎内のITセキュリティ強化、中学野球「離島甲子園」出場え助成。

トライアスロンIN徳之島競技説明・カーボパーティー。

奄美産業活性化協議会17年度第1回総会。

知事が運転継続容認..川内原発2号機「強い対応必要ない」。

6/25(日)..
県立埋文センター..煙突とみられる遺構確認、瀬戸内町久慈白糖工場跡を現場公開。

自生地での観察に願い..西さん撮影「ウケユリ」開花。
自生地で撮影された「ウケユリ」純白の色彩に清楚さがある。
西さんは「毎年、この自生地で観察できることを願い撮影している」と語った。

サッカー日本代表・大迫選手沖永良部で教室。

「認知症におそれ」1万人超高齢ドライバー。

ネコ生態や適正飼養トーク住用でACNイベント。

奄美市市民後見人養成講座開講。

6/26(月)..
県、中小企業・小規模企業振興策..食品関連業で雇用創出へ、人材確保支援高校への県内企業魅力説明会。

有利販売できる仕組みを..光センサー選果場持込伸びず、利用のメリットの明確化必要。

30回の節目飾る..徳之島トライアスロン、アップダウンの激しい難所も待ち受けるバイクコースに挑む選手ら。

奄美島野菜市フェア中央通りアーケード街。

「リリーの家」宿泊施設に加計呂麻島。
posted by まるちゃん at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 奄美新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コラム:奄美春秋

6/1(木)..
今日から6月。夏の夜話、前回に続きケンムン話を。「ボットン」と呼ぶ地域もある。「ワン(私)の横をフウーサン、ゥワ(大きな豚)のようなものが通り過ぎた」「シャク(背の高さ)は40aくらい。むんたま(目)はギョロギョロ、マヤ(ネコ)にしし(のようでカマチ(頭)はハゲトゥロタンチョウ(ハゲていましたよ)。カオヤ(顔は)はサルにししゅりょた(のようだった)など、ケンムンに出くわしたという方々の話だ。

◆ 「ジンムン」もいるという。「マシュヤドゥリ(塩炊き小屋)でケンムンを見た」「ガジュマルぬシャー(ガジュマルの下)でムィ(目)ハッカッタ(目をはじかれた)という話も。ケンムンはガジュマルの木と深い関係がある。ガジュマルはかって重要な材質だったので切ってはならないという禁忌の意味もある」と語る方も。

◆ケンムン目撃談は大正末期から戦前までの間が多い。先の方が語ったようにやはり禁忌ダブーの世界を創りだしていた。存在を信じるかどうかはその人次第だが、見てみたいという冒険の世界、ロマンの世界がそこに広がるのも事実だ。

◆ 奇奇怪怪なケンムンの世界だが、本当のことはどれか、を知りたい事柄は現代にも存在する。世を騒がせている「あったことをなかったものにはできない」という証言と、調査したが「そのようなものは存在しなった」という言葉。一方が真実で一方が噓という事だけは確か。

6/2(金)..
海外ではラウンドアバウトという円形の交差点ではスピードを落とさざるを得ないため重大事故が減り、信号が必要ないため待ち時間もなくなる合理的な交差点とされる。とはいえ歩行者にとっては不親切な交差点でもある。なぜなら信号がないので、いつ交差点を渡ればよいのか判断がつかないのだ。逆にいえば、歩行者がひっきりなしに渡る交差点では、車のほうは長時間待たされることになり、渋滞の原因になりかねない。

◆ 日本でも2014年から全国でラウンドアバウトの運用がはじまっているが、現時点ではそれほど普及しているとはいいがたい。交通のルールが変わると慣れるまでは混乱が予想される。事故を防ぐために導入したつもりが、事故が増えては意味がない。

◆ 高齢者ドライバーによる重大事故が増えている。一方で地方はどこも過疎化が進み、公共交通機関が少ないため、高齢者でも車がないとどこへもいけないというジレンマがある。この問題を解消するにはどのような方法があるだろうか。

◆ 解決策の一案はテクノロジーだろう。最近の自動車はとても賢くなり、バックモニターは当たり前で、車間を測って自動的にブレーキをかけたり、中央線をはみ出るとアラームが鳴ったりする機能も出ている。かっては夢かと思われていた自動運転も近い将来、かなりの部分で実現できるのかもしれない。人間の安全な生活に役立つ技術開発は大歓迎だ。

6/3(土)..
「OOの日」や「OO週間」が、近年目立つようになった気がする。本紙1日付の今月の行事予定でも、1日の気象記念日と写真の日に始まり、毎日のように「OOの日(記念日)」がある。中には耳慣れないものもあるが...

◆ 月間では「環境」のほか、地域によって「まちづくり」や「土砂災害防止」運動を設定、取り組んでいるところもある。一方習慣は「水道」「歯と口の健康」と続く。いずれも生活に欠くことのできない大事なものばかりだ。残念なのは、住民への浸透がまだまだと言う感が強いことである。

◆ なかでも虫歯などは、命取りになる病気を引き起こすとまで言われているが、大抵の場合は、痛みを辛抱できなくならないと歯科医院を訪れない。早ければ抜かなくてもすんだのに抜かざるを得なくなる。口臭もしかりだ。ひどくても、自分では分からないため放っておき、悪化してからはじめ慌てだす。

◆ 診て貰ったときは歯槽のう漏まで進行、歯はぼろぼろになっている。最悪の場合は、歯周病菌によって、糖尿病の予備軍になっていたり、虫歯菌が血液を腐敗させ、敗血症や骨髄炎、心筋梗塞、肺炎が懸念される状態になっている事さえあると言う。たかが虫歯とあなどってはいられない。

◆ 明日4日は「虫歯予防デー」。歯への感謝を忘れず、バランスよく何でも食べ、熱中症や夏負け防止に備えたい。

6/4(日)..
31%減、5.6%減、1%減---。これは前年度と比較しての削減幅だ。「カネの無駄遣い」という姿勢がこの数字に表れている。米国のトランプ政権が打ち出した2018会計年度の予算方針。まさに標的とされ、削減幅が最大なのが地球温暖化対策を担当する米環境保護局だ。

◆ 米国立衛星研究所、エネルギー省と削減幅の大きい順で続き、最小はNASAでお馴染みの米航空宇宙局。「この国は宇宙で再び一番になる」タランプさんが科学技術政策のなかで唯一、関心を示すのが宇宙とされている。

◆ そんな科学軽視、特に温暖化対策を目の敵のように批判してきただけに予想されたとはいえ、やはり世界に衝撃を与えている。トランプ米大統領は1日、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を表明した。パリ協定は2018年までに参加国が具体的な実施ルールを作り、各国の温暖化ガス削減目標を点検する予定。その後より高い削減目標を作り、世界の温暖化対策を加速させるというのが基本的な考えだ。

◆ 米国が離脱しても効力を保つが、協定の前提は国際協調だけに実効性が揺らぐかもしれない。しかも米国は温暖化ガス排出量が中国に次いで世界第2位だけに、離脱は「国際責任の放棄」といえないだろうか。強い台風や集中豪雨、干ばつや熱波といった異常気象は世界規模で多発している。自国第一の主張が続く限り異常気象の恐怖は解消されないだろう。

6/5(月)..
梅雨とは思えないような晴天が続いている。熱中症予防のためにも気温の急激な上昇が気になるところだが、最高気温が30度以上の日である。「真夏日」は本土の方が早々と到達している。東京都心部の場合、今年初の真夏日は5月21日だった。

◆ 名瀬ではまだ真夏日になっていない。今年の最高気温は29度台であり、真夏並みの日差しの強さを感じることがあっても木陰に入ると驚くほどひんやりとしている。ただこの晴天も長続きしない。5日から11日までの奄美地方の週間天気予報をみると、前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすい日が続きそうだ。梅雨空に戻る日が近い。

◆ 気候の変化にも対応できるよう免疫力アップを心掛けている。手軽にできる運動であるウォーキングもただ歩くのではなく、大きく体を動かすなどなど様々な動きを加えると運動量が増え、免疫力を上げる効果があるそうだ。平坦だけでなく坂道があるコースを選ぶのも工夫だろう。

◆ 先日、いつものコースで歩を刻んでいると変化に気づいた。歩道に面して繁茂しているため目立たないという判断からだろうか。弁当の容器などゴミが投げ捨てられたままだったが、志ある人によってきれいに回収されていた。元の状態に戻ったことで周囲の樹木も緑の輝きを増したようだ。快適さが保たれることも免疫力のアップにつながると思う。

6/6(火)..
「置き換えダイエット」というのがあるそうだ。一日三色の食事のうち、ある特定の料理や果物・野菜、ジュースやシムージ、サプリメントなどに代えるダイエット法とされている。カロリーのことを細かく考えずにできる手軽さが人気のようだ。

◆ そんなに人気なら取り入れてみよう、と考えるのは早計かもしれない。長続きせず、逆に置き換えを止めた途端にリバウンドする人が多いという。なぜだろう。理由としてさまざまなストレスが挙げられている。「選べない」「味わえない」「噛めない」「おいしくない」「楽しめない」といったストレスだ。つくら便利で簡単でも毎日同じもの、いろんな味が楽しめないなら長続きしないというのも頷ける。

◆ こちらもストレスが避けられない。今月に入り多くのみなさんが実感しているのではないか。はがきの郵便料金や電気料金、バター、タイヤなどの値上げで、日常生活に欠かせないサービスや製品が多いだけに、家計への影響は増すだろう。価格競争が庶民の味方だったビール類も安売り規制の強化で、その恩恵にあずかることが難しくなった。値上げで晩酌の本数が減るとなるとストレスがたまるかも。

◆ このストレスは長期化する一方だ。プロ野球で長年ひいきにしている球団の記録的な連敗が続いている。育成よりも横取り優先の体質が招いた当然の結果かもしれない。そろそろひいきを返上してストレスから脱却する時期かな...

6/7(水)..
鹿児島ユナイテッドFCのホームゲームを取材した。

◆ 前節まで4連敗中。夏の到来を思わせるような暑さの中で、どれほど観客が集まるか気になっていたが、試合開始1時間以上前からスタジアム周辺の屋台には大勢の人が集まっており、少し早い六月灯や夏祭りの雰囲気を感じた。観客数4311人。西日の当たるバックスタンドとゴール裏席が大勢の観客で埋まっているのが日常の光景となりつつあることに安心感を覚えた。

◆ ピッチ上はメーンスタジオの影になっていて過ぎしやすく、日が落ちると心地よい涼しさが感じられ、この時期に屋外スポーツを楽しむ環境としては最高だった。だが、肝心の試合が途中まで最高とは真逆だったので、フラストレーションがたまった。ボールは持っていても有効につながらず、あろうことかイージーなミスでボールを奪われ先制点を許す。連敗中とはこんなことが起こるものかと暗澹たる気持ちになり、ピッチ上に何かが足りていない欠乏感を覚えながら時間が過ぎていた。

◆ 流れがかわったのは後半16分に選手交代をしてから。ボールがつながりだし、攻撃が活性化した。試合開始から前線で積極的に動いていた藤本を見ていて「彼はきょうはやってくれる」と予感した通り、残り少ない時間で2ゴールを挙げて劇的な逆転勝利。ハラハラさせられたが、終わってみれば極上のスポーツエンターテイメントを満喫できた。

6/8(木)..
「無印良品」といえば素材へのこだわりで知られているが、取扱品で生鮮食品のイメージはない。今年から販売に乗り出している。とはいっても鹿児島県内の店舗ではなく、大都市にある旗艦店で。生鮮食品でも取扱いではこんなこだわりがある。まず産地直送。そして季節ごとに旬のもの。まず産地直送。そして季節ごとに旬のもの。その上で仕入れるのは大きさや形が規格外のふぞろいの野菜だ。

◆ 生産農家にとってはメリットがある。規格外という理由で出荷を断念していたものを仕入れてもらえるのだから。農家が作りすぎたり採れすぎたりして野菜も対象にしている。「新鮮でおいしい野菜なら買い取ります」。これまで売れなかったものを買ってもらえる。当然、価格交渉は買う側が優位に立つ。それにより店頭での販売では一般のスーパーなどより割安な価格で販売できる。

◆ 見た目よりも鮮度や安心・安全などの質重視、そんな消費者に応える商品販売だから話題になるのだろう。地域農業にかかわる普及指導の場でもこんな取り組みが県内で進められている。土着天敵を利用したIPM(総合的病害虫・雑草管理)技術だ。捕食性の害虫や寄生・バチ、微生物の利用のほか、害虫の嫌う光で侵入を防ぐ方法もある。

◆ 露地オクラ栽培でのIPM技術の実証により、薬剤の散布回数、コストが慣行に比べて三分の一に低減したという発表もある。奄美での農業は害虫との闘いだ。安心・安全へIPMの普及、難しいだろうか。

6/9(金)..
今年は島尾敏雄の生誕百周年に当たる。震洋特攻隊の隊長として加計呂麻島の呑ノ浦に赴任し、終戦によって出撃を免れた末に、そのときに知り合ったミホと結婚。東京で作家として名をあげるも、ミホの療養のために奄美大島に戻り、高校教師や図書館長として奄美のために尽くした偉大な先人だ。代表作『死の棘』は映画化もされ、南島論を唱えたことでも知られる。

◆ 妻の島尾ミホも作家で、このたびその代表作『海辺の生と死』が越川道夫監督によって映画化された。この夏公開になるが、試写会に招待されたのでひと足先に観てきた。全編が奄美大島と加計呂麻島で撮影されており、自然に満ちた日常生活と戦争という非日常との対比が実に鮮やかに描き出されている。2時間半に及ぶ大作だが、退屈するひまはない。

◆ 特筆すべきは主人公のミホ役を務める満島ひかりの圧倒的な演技力だろう。明日にも特攻艇で出撃するかもしれない青年将校に恋をし、極限状況の中で逢瀬を重ねる姿をすさまじく迫真的に演じている。撮影中にお話がうかがう機会があり、その際せりふの島口の意味を納得できるまで詳細に確認されていたのが印象的だった。かねて演技派として名高い女優であるが、4年ぶりの単独主演作にふさわしい熱演といえよう。

◆ この映画、島尾敏雄生誕百年記念事業祭の一環として、全国に先駆け7月7日に奄美文化センターで2回上映されることになっている。この機会をお見逃しなく。

6/10(土)..
「動植物は、誕生したその日から死に向かって旅をしているようなものです。皆さんはその途中を歩いていることになります。時間を大事にし、悔いのないよう勉学に励んで下さい」。恩師の言葉が時々思い出される。

◆ その教授は、1950年の朝鮮戦争による特需景気に始まり、神武、岩戸、東京オリンピックと続いた日本の高度経済成長期から、73年のオイルショックのころまで教壇に立っていた。当時は変人と思われているところのあったが、人生についていろいろ教えて貰った。

◆ 教授が理想とした将来への設計を持ち、真面目に頑張っていた学生も少なくなかったが、一方では「歌声喫茶」に通い、ロシア民謡や歌謡曲に熱中していた者、安保闘争から学生運動に青春をかけていた者などいろいろだった。あれから半世紀。

◆ 衣食住は満ち足り、海外へでも気軽に旅行できる時代になった。残念なのは、大事なはずの時間に対しては、さほど進歩していないことだ。遅れて当然の「oo時間」はどこの地でもあり、奄美の「シマ時間」もまだ残る。先日もそんな会があり、20分以上も浪費した。

◆ 生活できるできるものではないが、鹿児島県の最低賃金でも時給715円だ30分で357円。牛乳2本は買える。まさに「時は金なり」だ。もっと時間を大事にする取り組みがあってもい。地球上でどこでも平等なのは時間くらいと言われる。

◆ 今日は「時の記念日」。

6/11(日)..
二十四節句の一つに旧暦5月節気の「芒種」がある。新暦では6月6日ごろとされ、今の時期になる。芒種とは、稲や麦など「芒」のある穀物を指すからだ。梅雨に入るか入らないかの頃合いで、「昔の農家は田植えの準備に忙しい時期だった」とされている。

◆ 先日中旬で梅雨入りしている奄美で捉えると季節がずれているようでもある。ただ今年の場合、梅雨の中休みが長い。早朝から青空が広がり、すでに梅雨明けのような日もある。少雨だと水不足から農作物の干ばつ被害が懸念される。昨年は天候に恵まれただけに豊作から一転するのだろうか。

◆ ??に終わるかもしれない。10日の朝、久しぶり傘が必要な降雨となった。長くは続かなかったが、本来ならうっとうしさを感じるのに慈雨に思えた。週明けは大雨との予報もある。災害はもたらさない。農家の皆さんの心も潤すような雨となってほしい。

◆こちらは雨によって一掃されるような水に流す事態を避けたい。証言や文書が事実なら首相による国政の私物化と言える。「加計学園問題」だ。首相官邸は文部科学省の前事務次官の証人喚問や「総理のご意向」などと書かれた文書の再調査には応じずに押し通す強気の構えだった。ところが急転した。内部文書の再調査が行われる。野党の追求や厳しい世論を受けての方針転換だ。政権への国民視線、まさに試されている。

6/12(月)..
旬の果物が食卓に上った。パッションフルーツだ。トロピカルフルーツ特有の甘酢っぱい芳香がいい。香りだけでも気持ちが弾むようだ。果物の魅力はなんと言っても美味しさの中にある機能性だろう。甘酸っぱいパッションフルーツの果肉にもβーカロテンがたっぷりと含まれている。

◆ このβーカロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑えることから動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防に役立つとされている。皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める働きもあるようだ。抗酸化作用があるビタミンCも含む。

◆ 産地の一つで収穫が始まった瀬戸内町は昨年を上回る収量を見込んでいるだけに、これから量が増えれば味わう機会が多くなるだろう。農作物だけでなく水産物も生育環境が量を左右する。食卓になじみの深いイカの高値が続いている。日本近海で記録的不漁となっているためだ。

◆ 影響しているのが海水温の変化とされている。北太平洋の中央部と北米沿岸の海面水温の高低が10〜20年の周期でシーソーのように入れ替わる現象(太平洋十年規模変動)によって。冬場に産卵場となる東シナ海の水温の低下、夏から秋にかけて日本海の水温が高すぎて産卵に適した海域の縮小などがイカの漁獲量減少につながっているという見方がある。環境の変化への対応、産業を維持するためにも欠かせない。

6/13(火)..
新しい週に入ると警戒してしまう。「実験」としている北朝鮮によるミサイル発射だ。5月14日、21日、29日、そして6月8日と4週連続。ミサイルの種類はと言うと液体・固体燃料式の中距離弾道、精密誘導が可能とするスカッド系列、地上から艦船も標的にできる地対艦巡抗で、いずれも新型とみられている。

◆ 対米を意識した大陸間弾道ミサイルの発射実験も現実のものになるのだろうか。日本列島の上空を通過するだけに、ミサイル攻撃の恐怖におびえながら私たち国民は生活しなければならなくなる。

◆ 落下への備えは動き出している。ミサイルが飛来する可能性がある場合、政府は全国瞬時警報システムで対象となる県や市町村に24時間体制で発射情報を伝えるが、こうした事態に対応できるよう鹿児島県は避難訓練に乗り出す。全国ではすでに実施している自治体もあり訓練や避難マニュアルの必要性が浮上している。

◆ 同時に冷静さも持ちたい。プロイセン(ドイツ)の将校だったカール・フォン・クラウゼウィッツによって書かれた『戦争論』が今、見直されている。ナポレオン戦争終結後にかけて執筆されたが、戦争の暴力性や形態を決める重要な要因として政治を位置づけたのが特徴だ。「戦争は政治の手段であることも理解しておかなければならない」。

◆ 政治の手段として用いられる戦争という道具。この危うさを嗅ぎ取れるだろうか。

6/14(水)..
小学4年生の交通安全教室が未だに忘れられない。実際に自転車に乗って学校周辺を走りながら、交通ルールを学ぶ授業だった。

◆ 実は自転車に乗れなかった。乗る必要がなかったし、乗れないことを不思議に思わなかった。多分そんな同級生は他にもいるだろうと思っていたが、誰もが当たり前のように乗っていく。公衆の面前で赤っ恥をかく恐怖で生きた心地がしなかった。幸い、順番が最後の方だったので、時間切れになり「最悪の事態」は免れた。自転車の特訓をしたのはいうまでもない。初めて乗れたのは祖父母の家の近所の公園だった。30年以上前の夕暮れのことを鮮明に覚えている。

◆ それがなければ自転車に乗ろうと思うきっかけはもっと遅くなっていただろう。最悪の事態の裏に最大のチャンスが隠れている。プロバスケットボールの鹿児島レブナイズは、運営会社の経営難が発覚してから約3ヵ月間、チーム存亡の危機に立たされたが、ようやく下部リーグのB3参入が決まり、来季戦う場が確保できた。運営体制も一新しB2復帰への道を歩み出す。

◆ 「鹿児島のプロバスケットの火を消したくないという多くの人に支えられた」と選手、スタッフが感謝する。新チームの体制を強化しつつ、過去の負債にも向き合うなど困難な問題はこれからも続く。平易な道ではないが、レブナイズが本物のプロになる最大のチャンスがやってきたと思いたい。

6/15(木)..
大正15年昭和元年生まれで92歳。それ以前生まれとなるとごくわずか。いくら長寿の奄美と言っても、大正時代を語れる人もわずかとなった。文献などで明治に比べ露出する機会も少ない短い期間だったからかもしれない。

◆ 少し振り返る。元年「白瀬中尉ら再び南極に向かいついに上陸」。「県立図書館設立」これは時の文部大臣森有礼の功績による、とされる。県出身の森は明治22年奄美に立ち寄り名瀬の伊津部を眺めて「埋め立ててはどうか」と進言した。大正3年桜島が大噴火、大隅半島と陸続きになった。7月第一次世界大戦がはじまり日本も8月に参戦。この年鹿児島銀行が設立された。名瀬では県立大島病院が前田袋に新築移転した。県立大島中学校開校もこの年。奄美高校の前身「名瀬村立名瀬実践高等女学校開校」は翌5年。6年には「県道名瀬村から龍郷村まで馬車通行可能」になった。

◆ 9年奄美で最初の自動車が走った。10年「名瀬村ウドン浜」に海軍水上機着水、これが奄美最初の飛行機来島。同年名瀬町誕生。11年ハブ駆除規則が公布される。14年NHKラジオ放送開始。大島島庁から大島支庁へ。県庁舎落成。

◆ 明治昭和が多く語られるが、変わろうとする平成は後年どのように語り継がれ、記録として紡がれるか。「神戸淡路大震災」「東日本大震災」「熊本大震災」の記憶は新しい。奄美では世界自然遺産登録など未来への明るい展望も。

6/16(金)..
耳を疑うような話を聞いた。とあるゴミ集積場にねこが生きたままビニール袋に入れて捨てられていたというのだ。愛護動物をみだりに殺したり傷つけたりする行為は、動物愛護法違反となる。立派な犯罪であり、懲役または罰金の対象となる。立派な犯罪であり、懲役または罰金の対象となる。いや、法律以前の問題かもしれない。命の軽視に心が痛まないようでは、人としてなんらかの欠落があると言わざるを得ない。

◆ 現在奄美大島の山の中には相当数のノネコが生息していると考えられる。山で自活するノネコは、奄美に昔から生息していた野生動物を日々襲って食べている。ノネコは外来種であり、鳥獣保護法上では狩猟獣に当たる。奄美の固有の生態系を護るためには、一刻も早く山から排除することが求められている。それは事実である。

◆ ではネコが悪いのかというと、決してそんなことはない。ネコはただ生きていくためにエサを食べているだけだ。山にキャットフードはないから、野生の動物を襲って食べる。ネコにとっては当たり前の行為である。ノネコが悪いのではなく、飼いネコを
ノネコにしてしまった人間に責任がある。

◆ ネコを悪者にしていては、ネコ問題はいつまでも解決しない。動物を飼養するという行為には責任が伴う。ペットは人の管理下においておく必要がある。ネコは室内で飼うべきであり、家に閉じ込めておくのはかわいそうというのは誤った考え方だ。人とネコの幸せな未来のために何をすべきか。よく考えていきたい。

6/17(土)..
年収2千2百万円。期末手当を含めた衆議院議員の報酬(歳費)だ。これに文書交通費や秘書3人分の経費などが加わると6千8百万円になると言う。インターネットなどで公表されている分である。

◆ 国民を守るための生活、法律全てを負託されている議員の報酬として、多いか少ないかは人によって受け止め方は違うだろう。はっきりしているのは、国民の代弁は出来ず「賛成、反対、異議なし」だけで報酬を貰っている議員がいるとしたら、国の損失は大きいと言うことだ。

◆ 衆議院は475人。国の支出は年額323億円になる。これに参議院を加えると膨大な金額だ。日々の生活に追われながら、汗水を流している人たちの税金と思うと、地方議員を含め、”税金生活者”は、住民が安心して生活できる地域づくりに努力するのは当然だ。

◆ 1票の格差是正が発端になり、衆議院の定数見直し作業も進んでいる。人口減もふくれ上がった国費予算などを考えると、遅かったくらいだろうが、大事なのはその方法だ。小選挙区の0増6減、比例の4減、いずれも減らされる案が出ているのは人口減が進む地方に集中している。

◆ 10人減で、国の予算は6億8千万円浮く。合わせて、1票の格差も縮まる。が、国民の平等はどうなるか疑問が残る。そのうち衆議院のほとんどは、都市部から選出され地方の議員はいなくなるのではないか、気になる。

6/18(日)..
犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪法が成立した。だが、理解できないことばかりだ。まず「中間報告」という手法。奄美の市町村の6月議会は、ほとんどの町村が終了した。ちょっと振り返ってみよう。

◆ 補正予算や条例改正など当局側が議会に提出した議案。その内容について議会側は吟味するため、上程と同時に採決するのではなく委員会に付託するのが、一般的だ。委員会での審議を経て委員長報告に基づき最終本会議などで採択する。町村議会でもこうした流れで議案が処理された。

◆ 再び国会へ。日本の国会は、委員会を中心に法案を審議する「委員会中心主義」がとられている。それにより原則、法案は本会議ではなく、委員会から審議を始める。今回の改正法の場合、この原則が途中で破棄された。中間報告という制度は、院の多数派の意向とは違う方向に委員会の議論が進んだ場合の対抗手段として導入されたのに、与党は委員会での審議を打ち切り、強引に採決を本会議に持ち込んだ。

◆ 法律なのに国会のルール無視での成立とは言えないだろうか。計画を処罰するという法の内容も理解できない。組織的犯罪集団という定義が曖昧なほか、準備行為と日常生活の区別も難しい。それだけに恣意的な運用が懸念される。改正法は市民生活や企業活動にどう影響するのだろう。対話の場合を設けるど政府が十分に説明しない限り不安はぬぐえない。

6/20(火)..
本土では主にフルーツとして食され、奄美では加工による漬物がお馴染みのパパイア。隣の沖縄は野菜という位置付けだ。沖縄で暮らしたことがあるが、スーパーの野菜売り場には未熟のもの(青パパイア)が並ぶ。奄美も同じだが気温が上昇する夏場は葉野菜が少ないだけに、ゴーヤ同様、重宝がられていた。そんな青パパイアをメーンにニンジン、シーチキンを使った料理「パアパアイアシリシリ」は居酒屋の人気メニューだ。

◆ 野菜としての需要、奄美産の参入も期待できるのはないか。徳之島であった産地交流会では、参加した(株)ダイエーの代表が近畿に続き関東でも販売に乗り出していることを報告した。奄美産パパイアが全国に広がることになる。地元関係者が指摘するように「長寿の食材」をアピールするためにも、機能性を調理方法含めて効果的に消費者に伝えてはどうだろう。

◆ こんな機能性がある。含まれるパパイン酵素によって脂肪やたんぱく質を分解する作用があり、肝臓に余分な脂肪が蓄積されるのを抑えるそうだ。カリウムやカロテンを多く含むから、消化吸収を助け、披露を回復する働きもあるという。こうした良質食材は疾病、特に感染症予防に必要な免疫力に役立つことも挙げた。

◆ 先日、都会育ちの親族がこちらで過ごした。「おいしい、おいしい」と言ってくれたのは、切干大根を使った素朴な郷土料理や「ふくらかん」だった。奄美の食材、可能性は十分にある。

6/21(水)..
「陸上選手の嫌いな数字は4、7、9」と聞いたことがある。4位だと3位以内のメダルに、7位や9位だと6位や8位以内とされる入賞に「あと一歩」届かなかった悔しさを想起させるからだという。

◆ 日曜日まで4日間、熊本であった南九州高校陸上を取材した。男女各種目で、インターハイの出場枠である6位(※種目によっては3位、4位)以内を目指した熱戦が繰り広げられた。決勝レースが終わる。しばらくして電光掲示板に結果が表示される。6位以内に入った選手は歓喜を爆発させ、7,8位だった選手ががっくりと崩れ落ちる。そんなシーンに何度も立ち会った。

◆ 陸上は「タイム」や「距離」という明確な「数字」が出る。そこに人の主観が入る余地はない。1位と7位の差がほんの少ししかなく、時間にして数秒、距離にして数b、場合によっては数aしただけで、明暗がはっきり分かれた種目もあった。そのコントラストは時に残酷にも思えるほどだった。

◆ どんな数字にも、結果として出たことには意味がある。勝ち残った選手は、その数字にうれしさと自信を持つと同時に、謙虚な気持ちを忘れずに次のステージに気持ちを新たにして挑む。敗れた選手は、思う存分、悔しさに浸ると同時に、その結果や数字が何を物語っているか、やはり謙虚に考え受け入れる。そういう作業の繰り返しが、人間を一回りも二回りも大きく成長させてくれる。

6/22(木)..
徒歩、馬車が主流だった奄美に車が初お目見えしたのは大正9年の記録がある。それも外車シボレー、とはいっても改造車両。乗用車がバス替わりでもあったと「奄美の自動車史」の座談会で語られている。むかし狭い砂利道いっぱいに停まっていたトラックの運転席に入り込みハンドルを動かし続け無心に遊んだ記憶は遠い思い出。本通りで顔見知りの運転手同士が行き交うとき、二人車を止めて大声で笑いこけていた時代もあった。後続車が来る気配などなかった。「数少ない車を持っている」と優越感に浸ったような表情だった。

◆ 「狭い島内」と言っても車は重要な移動手段、他に手立てのない奄美では大きな役割を果たす。統計によると今年3月末現在郡島内の車保有台数は8万4千台余、奄美市だけを見ても、1.5人あたり1台の保育台数は1台の保育台数だ。なお増加中。

◆ しかし旧名瀬市街地での話しだが、以前に比べると運転中のイライラが減った。少し大人になったかな、などと考えるがそうではない。というのも普段でも裏道から本道へでるためかなりの時間を要したが、今は、しばらく落ち着くと混雑時間帯以外はスイと出られる。だから車の通行量減ったと感じる。

◆ 私事、初購入は昭和52年。中古車センターが各場所にでき、車社会到来を思わせた頃。しかし今、徒歩同様、街中で車両の通行量が減っていると実感すると地域の活力が失われていっているような気がして寂しい。

6/23(金)..
東日本大震災による東京電力福島第1原発事故直後、国民いや世界中の人々が感じた「原発不審」もこのところ旗色が悪いようだ。と思っていたら、隣国の新しいトップの誕生により再び勢いを取り戻すかもしれない。

◆ 韓国の文在寅大統領が原発の新設計画の白紙化を宣言した。脱原発へかじを切ったと受け止められている。先行しているのがヨーロッパだ。なかでもドイツは福島の事故を受けてすぐに段階的な稼働停止を決めた。ベルギーのように法制化しているところもある。

◆ 代替にするのが太陽光などの再生可能エネルギー。脱原発国は推進に乗り出しているものの、送電網整備や国民負担増加への理解など課題に直面している。それでも政策として不動のようだ。さて九州電力川内原発がある鹿児島県はどうだろう。

◆ 三反園訓知事は脱原発を掲げて初当選した。知事は6月定例県議会開会にあたっての提案理由説明で、県の原発専門委員会が九電側の特別点検の結果などを了承したと報告した。これを受けて知事自身の判断が注目される。2号機の稼働を容認するか。専門委了承に答えがあるような気がしないでもない。

◆ 安心安全の確保へ知事が掲げる防災対策の充実・強化に、再生エネ推進も込めてもらいたい。現状は後退の印象がぬぐえない。熱意が県民に伝われば、公約違反、季節の批判も風向きが変わるだろう。

6/24(土)..
日本人の平均寿命は、未だにわずかながら年々延び、男でも80歳を超えた。女性は87歳だ。この30年で5歳伸びている。90年前までの「人生50年」と言われていた時代からすると、夢のごとし、と言う事になろうか。

◆ 大きな要因は、平和な社会が続いている事や医学の進歩だ。天井知らずというと大げさだが、死亡率が高いガン、心臓病、脳卒中死などを減らすことが出来れば、さらに10歳前後は延びると言われる。人生90年と言う時代もそう遠いことではないかも知れない。高齢者の定義が見直されないでこままなら、総人口に占める高齢者の定義が見直されないでこのままなら、総人口に占める高齢者比率は30%を超えるのも間近だ。

◆ 国連では60歳以上、国連の世界保健機構は65歳以上を高齢者としている。日本は、80年前は人口比4.7%で最低だつたのが、戦後高齢化が進み2007年には、65歳以上の比率は21.5%と超高齢化社会になった。これに伴いいろんな悩みも浮き彫りに
なっている。年金、医療、福祉、就業などだ。中でも年金は、減額が続き生活保護の方がいいとさえ言われる。

◆ 受給者より支える生産年齢層が減ったからと言われるが、厚生年金などは、蓄えることを怠り、保養施設のような無駄なものを各地に造り、捨て金をしたつけでしかない。長生きはしても、認知症など年相応の問題は次々出てくる。子や孫が夢のもてない社会だけは継承したくない。

6/25(日)..
「グーグルホーム」をご存知だろうか。人工知能(AI)を備えており、利用者の声に反応し、質問や指示に応じるスピーカーだ。例えばこんなふうに。利用者がリクエストした音楽を流したり、天気や交通情報を知らせたり...。開発した米国IT企業のグーグルは日本語にも対応できるようにして、年内にも日本で発売する計画を打ち出している。

◆ やってほしいことを言葉で発すればAIが瞬時に応じる。そんな夢のようなことが職場で現実のものになるかもしれない。人手不足を補う切り札としてAIの活用へ企業が動き出している。だからこうした調査結果が公表されているのだろう。

◆ 人材大手アデコの調査により、AIに効用について、民間企業の管理職の88.7%が期待しているという結果になった。任せたい仕事は「データ処理業務」「データ分析」といった事務作業が上位で、AIにより労働時間の短縮や業務効率化などのメリットを多くの管理職が挙げている。

◆ そこで考えた。AI新聞記者は普及するだろうか。行政などが提供する統計関係の発表ものやスポーツの結果処理などは難なくこなすだろう。発表されたデータをこれまでの推移から分析し、今後の予測などはAI記者の方が論理的な記事を出稿 できるかもしれない。

◆ だが、取材を重ねて引き出す力は生身の人間の方が優れていると思いたい。発表ものばかりの紙面に陥らないためにも。

6/26(月)..
植物防疫所のホームページを開くと侵入警戒調査の対象となっている病害虫の発見状況が掲載されている。注目したいのがミカンコミバエ種群の誘殺状況だ。週ごとにまとめている。6月13〜20日の調査(23日現在)で知名町での誘殺(2匹)が確認されたことから、再び鹿児島県の状況も登場するようになったが、掲示が続いているのが沖縄県だ。

◆ 今年度の沖縄県での誘殺状況をみてみよう。4月18〜24日の週以降、誘殺があるのが宮古島と石垣島の間に位置する多良間島(宮古郡多良間村)。4月は2匹だけだったが、5月の後半以降しだいに増え始め6月に入ってからは6〜12日に6匹、13〜19日
には7匹の誘殺が確認されている。今年度に入り同島での誘殺数は合計21匹に及ぶ。

◆ 誘殺があっても発生を未然に防止しているのは沖縄県では予防防除を行っているため。防除マニュアルに基づき、関係機関が連携・協力し、臨時トラップ調査や寄生植物調査などを実施している。多良間村では、テックス板地上散布による防除を今月12日に行ったそうだ。こうした対策により、沖縄では1986年の根絶達成以降、定着を防いでいる。

◆ 鹿児島県も今回の誘殺確認を受けての取り組みは迅速だ。調査に続き、きょう26日にはテックス版の設置が予定されている。誘殺に関する情報もすぐに開示された。私たち住民も呼応したい。グァバなど寄生しやすい植物で必要ないものの除去など適切な管理だ。常に警戒することが発生の予防になる。
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2017年06月15日

あさがお;石橋町のおばちゃん!

「石橋のおばあちゃんあなたからいただいたアサガオが、今年も咲き始めましたよ」
「うれしいです」
「いただいたアサガオ大事にしていきますね」

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毎日「おはよう」と言ってくれています。

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2017年06月11日

平成29年度生涯学習油絵

生涯学習油絵3年目になりました。
文化センタ2階 会議室にて。
新たな顔ぶれが目だっていました。
皆さん経験のある方のようです。

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2017年06月10日

生涯学習;詩吟

平成29年度生涯学習詩吟2年目です。
場所..笠利公民館 2階 14:00-16:00。

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2017年05月31日

コラム:奄美春秋

5/1(月)..
きょうから5月。29日から始まった大型連休、奄美地方は天候に恵まれている。週末に足を運んだ会社近くの居酒屋は、多くの観光客でにぎわっていた。好転によって旅の楽しさがさらに増しているだろう。奄美の豊かな自然や文化、そしてゆったりとした風土に染まってもらいたい。

◆ 2日は八十八夜を迎える。中国の陰陽五行では、春は「木の気の季節」とされる。春から八十八夜を数えたこの日、春の木の気すべてを受け止めて育った新茶を摘む。木の気に満ちた新茶をいただく。それによって長寿あるいは無病息災とも言われるだけに、やがて出回る新茶が楽しみ。八十八夜を過ぎると、まもなく立夏(今年は5日)。ただし、あくまでも暦の上であり、奄美では大型連休後は雨の季節の足音が近づきそうだ。

◆ 連休中の過ごし方でも考えよう。心地よいリズムについて。『暮らしの手帳』編集長として知られる松浦弥太郎さんは、一日の行動を「自分プロジェクト」にするためにも心地よいリズムを大切にしているという。今日やることを箇条書きでリストアップしたら、優先順位や効率だけを考えるのではなく、「自分にとって心地よいリズムでこなしたい」。

◆ 松浦さんは自分自身の心地よいリズムとして三拍子を挙げる。「一・二・三、一・二・三」。繰り返すことで周囲と調和しながら、リズミカルに段階を踏んでゴールを目指す。漫然さを回避する方法でもある。

5/2(火)..
農産物の価格と数量をかけたのが農業産出額だ。奄美群島の状況では2014年度の数字が公表されている。前年度に比べ8.8%増の271億6千万円となっている。この市町村別を全国でみてみよう。

◆ 農林水産省が15年の数字をまとめている。首位に立ったのは愛知県田原市だった。同県の南端、渥美半島にあり、人口は6万人余り。37万人の人口規模を誇る豊橋市と隣接しており、大消費地との近さが販売環境の利点となっている。

◆ 田原市の農業産出額は820億円(主力は花、野菜)、奄美群島の約3倍だ。全国有数の農業産地となっている北海道からは5位にランクされている別海町(570億円)が最高で、田原市とは大きな差がある。この田原市、こんな特性がある。

◆ 農業を主たる仕事にする基幹的農業従事者の平均年齢は59.8歳で、全国平均の67歳より大幅に若い。販売額1千万円以上の農業経営体が6割を超え、全体の7%と1割近くは5千万円超。ほとんどが家族経営だが、市場ニーズを取り込み、県内だけでなく近畿、関東にも花や野菜を出荷する販売力がある。

◆ この販売力がポイントではないか。ミカンコミバエの駆除で2年ぶりに島外出荷が可能となったものの、豊作で市場価格が大幅に下がったタンカンは記憶に新しい。販売収入を増やす。生産者自身が取り組むかで産出額の数字が変わる。

5/3(水)..
先日、妻と息子と3人で山形屋であったアニメの催事を見に行った。40年近く前、自分も両親や祖父母に連れられて、この手の催しに連れて行ってもらった記憶がある。遅ればせながら連れていく立場になったことが感慨深かった。

◆ 「山形屋に行く」というのは鹿児島県民にとって特別な響きがある。歴史が古く、欲しいものが何でもそろっているだけでなく、食事や屋上の遊園地、折々の催事...そこに行けば「何か楽ししいことがある」という気にさせてくれる。おもちゃのシンバルがカンカンなり続けている中4階のおもちゃ売り場の喧嘩が郷愁を誘い、大人になってからもフラッと立ち寄ってノスタルジーに浸ることがあった。

◆ 近年は、鹿児島中央駅のアミュプラザ、谷山地区のイオンなど新たなライバル商圏の登場で、山形屋も含めた天文館地区大きな転換点を迎えていると思う。品ぞろえの良し悪しはよくわからない阿賀、アミュやイオンなどの新店は天井が高くて開放感があるのに対して、山形屋は昔ながらの低い天井に圧迫感を感じた。平日だったせいもあるが、行き交う人の年齢層も高めに感じた。

◆ まだ1歳4ヵ月の息子は人の多い場所に圧倒されるだけだったが、そのうちかっての自分のように親の手を焼かすようになるのだろう。彼らが大きくなった時、ノスタルジーを感じる鹿児島の商圏のイメージは果たしてどうなっているのだろうか?

5/4(木)..
脳裏に刻み込まれた深い話がある。「唄っているとトランス状態になる」とかつて沖縄の民謡歌手大工哲弘さんが語った。観光客らがほろ酔い気分でリズミカルな八月踊り歌とチヂンに合わせ、六調を無心に踊る様はこれに似る。聴き手をこの境地にさせるのは歌い手の魂が心をゆさぶるから。

◆ 築地俊造さんが逝った。眉間にしわを寄せ、口を横に大きく開き、お腹の底から出す高い声で歌った。私事だが11年前、市内の小料理屋で静かに茶をすすっていた築地さんに出会い、生後6ヵ月の孫を連れてきた長男嫁に「日本一の民謡歌手だよ」と紹介すると築地さんは帰り際にこやかに孫を抱いてくれた。

◆ 島唄の舞台創作を思い描いたことがある。客席は暗転、舞台にスモークを焚き、歌い手がピンスポを浴び袖舞台からみちびき三味線で登場する。私の中では築地さんがこの場に最も似合った。

◆ この発想は、宇検村出身の山畑馨さん指揮の交響楽「ベルスーズ奄美」を観、聴いたから。坪山豊さんの三味線がゆっくり奏でられ、静まり返った舞台に研ぎ澄まされて響き渡る音は大きな感動だった。その坪山さんは今ステージに立たない。「ヨイヨイ」と独特な節回しで坪山さんの相方をつとめた皆吉サヨ子さんも逝った。数年前竹島信一さんが亡くなった。歌遊びを取材中で「よっちおば」と相手を呼んだ高い声が耳に残る。

◆ 人々の魂を揺さぶる島唄。絶えることはないが大御所たちの生の歌が聴こえず寂しい。

5/5(金)..
政府では一億総活躍社会の実現を打ちだし、その一環として働き方改革を模索している。同一労働同一賃金の原則の導入、長時間労働の是正、女性や若者の活躍の支援など、課題は目白押しである。

◆ 同一労働同一賃金の原則は非正規雇用者の処遇改善を念頭においたものが、地方に暮らしていると賃金の地域格差のほうが気になる。同一労働でありながら、首都圏と地方では処遇に大きな差があるのが実情だ。長時間労働の是正では、時間外労働の上限規制などが検討されているようだが、これも地方の人間にはあまりぴんとこない。いまだに週二日の完全導入が実施されていないのに、長時間労働の是正もなにもあったものではない。今年になってから導入されたプレミアム・フライデーなんて、完全に都会のオフィスワーカー向けの制度でしかあるまい。

◆ 女性の活躍に異議はないが、そのためには女性が働きやすい環境整備が必須となる。また、若者が少ない地方においては、労働力不足を補う人材として、高齢者の再雇用や外国人労働者の受け入れをもっと積極的に考えていく必要があろう。

◆ 奄美においてもっと切実な問題は、農業就業者をいかにして増やしていくかという課題だ。トランプ政権の発足で結果的にトーンダウンしたけれど、安倍政権はTPPの導入を推進していたことを忘れてはならない。地方の時代といいながら、いまの政府の考えは実情を無視している気がしてならない。

5/6(土)..
大型連休も明日までとなった。旅行や遊びで楽しかった思い出を残せた子がいる一方で、どこへも行く機会がなかった子もいるだろう。親が休めた家庭と、でない家庭では、いろんな形で差が出る。変わらないのは宿題ぐらいだ。

◆ 子供のための「子供の日」も、周囲でイベントがなかった地域の子は、テレビやゲームで過ごすしかない。5日からは児童福祉週間も始まっているが、理解していない人の方が多い。「児童は人として尊ばれ、社会の一員として重んじられる」。日本国憲法に基づいて制定された児童憲章も、66年になるがほとんど知られていない。

◆ 国も自治体も、普及に力を入れているように見えないし、国民もまた、知る努力をしない。まさに憲章も絵に描いたモチである。そんな社会を反映しているかのように、子供たちを取り巻く環境は、厳しさを増す一方だ。事件事故に巻き込まれたり、虐待や我が子殺し、いじめによる自殺。「よい環境の中で育てられる」と言う理念はどうなっているのか。

◆ 身近に児童公園以外遊び場がない子供たちは多い。キャッチボールやサッカーの練習をしたくても広場はない。ローラースケートやブレイブボードを買って貰っても使えるところがない。路上で遊んでいて、ドライバーにしかられ泣きべそをかいている子供を見かけたこともある。これが子供たちを取り巻くシマジマの現状だ。

◆ 教育の平等を含め、子供たちの夢は育めないものか。

5/7(日)..
会社でとる昼食、基本は弁当派だ。たまに外出することがある。商店街の近くに会社があるためお店探しには、そんなに不自由を感じない。客層の違いからだろうか。女性、あるいは家族連れが目立つところはテーブルに灰皿がない。一方、男性、しかも単身の利用が目につくところは灰皿が置いてある。まるでテーブルの付属品のように感じるほど。

◆ そんな喫煙OKのお店でも最近は、食事中にたばこの煙が気になるという経験がない。健康への影響が深刻とされる受動喫煙問題から分煙化が進んでいる社会の?勢を表しているのだろう。こんな調査結果がある。他人のたばこの煙、その不快感について。たばこを吸わない非喫煙者は90.0%に上った。

◆ 当然だろう。百%でも納得できるくらい。意外だったのはたばこを吸う側。喫煙者の半数近い44.9%が、不快だと感じていたのだ。受動喫煙対策を強化する健康増進法の改生案についての賛成割合は7割以上だった。調査した九州看護福祉大学は、受動喫煙の問題点への認識の広がりを挙げている。

◆ 社会の関心は高まっているのに政治の動きは鈍い。どうやら禁煙派(厚生労働省等)と分煙派(自民・たばこ議運等)の対立が長引いているようだ。それにより法改正案を事前審査する自民党の厚生労働部会が開かれない事態となっている。日本の喫煙対策、WHOのランクでは4段階中最低なのに。

5/8(月)..
やはり奄美を訪れている観光客は増えている。そんな気持ちが膨らんだ大型連休だった。国立公園の誕生を受けて固有の自然を観察できる金作原、カヌーを楽しみながら雄大なマングローブ原生林内の巡回といった人気スポットだけでなく市街地でも観光客を見かけた。LCCの就航により学生のような若い人々が多いのが、これまでとの違いではないか。

◆ 残念ながら連休後半は天候に恵まれなかった。降雨、あるいは雨天続き。梅雨の兆しなのだろうか。最終日、季節の移ろいを感じたくて海辺を歩いた。前日同様の曇天でもいくらか明るさがあった。蒸し暑さを感じない。海原が運ぶ風はひんやりとしている。山側に目を向けるとクチナシが開花していた。常緑樹の中で白色は引き立つ。やがてイジュの花などが森の主役になるどろう。

◆ 連休明け、この春に入社したばかりの新社会人の皆さんは気が重いかもしれない。4月までの研修が終わり、いよいよ仕事を本格的にこなさなければならず、不安でいっぱいという人もいるだろう。そんなみなさんにぴったりなのが、この言葉だ。

◆ 「仕事とは『志事(しごと)』である。何かを志し、それをためすためにある。そしてそんな働くとは(傍楽(はたらく)』ことなのだ。誰かを少しでも楽に、幸せにすること、そして楽しくすることが、働くことの妙味」(関根千佳さん)。志を持って働けたら、仕事は継続できる。

5/9(火)..
沖縄に行く。懇親会の場で必ず出たのがオリオンビールと泡盛だった。黒糖焼酎に比べるとクセを感じる泡盛もクース(古酒)は魅力的だ。熟成によって芳香さ、まろやかさが味わえた。そんなクースの商品も広く出回っているだけに、この数字には意外感があった。

◆ 沖縄県酒造組合が2016年の泡盛出荷量を発表している。前年比2.9%減の1万8694キロリットル。前年割れは12年も連続しており、ピーク時の7割以下まで落ち込んでいるというから深刻だ。地元産品への愛着が強い沖縄だが、全国同様、若い人たちのアルコール離れや多様で安価な商品の流通が地元消費にも影響を与えているのだろう。

◆ 苦戦は鹿児島県産の本格焼酎も同じ。最新の年間出過量は前年比2%減の12万297キロリットル。減少割合は沖縄と変わらない。ただし鹿県産を芋焼酎と黒糖焼酎で分けると、奄美群島だけで製造されている黒糖焼酎は前年比6.0%増と10年ぶりに伸びた。黒糖焼酎の淡い香りとクリアな飲み口が首都圏の女性らに受け入れられているという。

◆ この香り、今後の商品づくりのポイントになるかもしれない。日本政策投資銀行南九州支店と日本経済研究所は調査レポートの中で、本格焼酎の個性化・高付加価値化へ香りの研究を応用することで、特徴を持たせる取り組みを提案している。原料の特性から、黒糖焼酎こそ香りの引き出しが可能ではないか。5月9日、10日は「奄美黒糖焼酎の日」。

5/10(水)..
2人目の子供がお腹にいることが分かったのは今年の1月4日だった。振り返れば、妻と年末に生まれた長男が退院し、市役所に出生届を出したのが1年前の1月4日。元々の長男の出産予定日でもあり、縁や血のつながりの数奇さを感じた。

◆4ヵ月が過ぎ、7ヵ月目に入る妻のお腹は再び目立ってきたが、父親は2人目がいることを未だ実感できないでいる。何かと目の離せない長男の世話に時間をとられるので、意識して妻のお腹を眺め、手を当ててみないと忘れてしまいそうになる。実際に生まれるまでは「2人の親」という実感はわかないだろう。

◆ 2人目が生まれた後の長男の心境なら、自分も長男なので想像することができる。両親、祖父母、親戚の愛情を一身に受けて、かわいがられた記憶がある。一方、幼稚園から大学、就職まで兄弟の中で最初に経験するので、未知の世界に飛び込む取り越し苦労が多かった。それを横目に見ながら、要領よく後をなぞっているようにみえた2つ下の弟をうらやましく思ったこともあった。

◆ イチロー、松井秀喜、キング・カズ...著名なプロスポーツ選手は長男や一人っ子よりも2番目以降であることが多いという。同じ両親の遺伝子でも、育つ環境の違いで性格も能力も千差万別になる。我が家の場合はどうだろう。今のところ予定日は9月2日。愛情だけは分け隔てないよう、今から「親の器」を大きくしておこう。

5/11(木)..
顕彰会による島尾敏雄「生誕100年」記念講演会などが7月に予定されている。催事が意義深いものになることを祈りたい。

◆ 略歴を少し。大正6年(1917年)横浜に生まれ。昭和18年九州帝国大学を繰り上げ卒業し第三期海軍予備学生となる。同19年第18震洋隊長となり加計呂麻島呑之浦に駐屯。同20年終戦。同30年(1955年)妻ミホの出身地奄美へ移住、名瀬市住吉町(現奄美市名瀬真名津町)に住まう。この頃、大島高校校庭を午後4時過ぎ、風呂敷包みを小脇に抱え家路を急ぐ色白の背の高い方がいた。周辺の子どもたちは学校を終え、校庭で野球に興じていた。後にこの方が島尾敏雄氏であることを知る。親は「芥川賞をもらってもいい作家らしい」と話した。

◆ 大島高校、大島実業高校定時制での非常勤講師を経て昭和33年県立図書館奄美分館長に就任、作家活動も旺盛に。当時分館は名瀬井根町にあった。横板張りの白い洋風の建物。前身が奄美日米文化会館といったので市民は「文化会館」の名で親しんだ。
勉強の名の下、よく通った。英文のタイプライターなどが置かれ、パチッパチッと言うキーの音とザーという音が今でも耳を離れない。館長室は右奥にあり、石斧などを納めたガラス張りの棚があった。

◆ 館長は職員の慰労で朝仁や赤崎キャンプも行った。その頃活躍した公用車は米軍払い下げだろうかジープだった。氏にまつわるいろんな思い出が交錯する咋今だ。

5/12(金)..
パブリックコメントという制度がある。意見公募手続と訳され、公的な機関が新たな規則や命令を制定しようとする際に、市民から意見を求める制度のことだ。市民が行政に参加できるひとつのツールだといえる。

◆ 奄美市には飼い猫条例が制定されているが、現在この条例の改正案が提示されている。大きな変更点は、飼い猫へのマイクロチップの埋め込みの義務、5頭以上の飼養の禁止、ノラネコへのエサやりの禁止などの項目が明文化されること。また、違反した場合には最大5万円の過料が科されることだろう。これまでの条例が有名無実化していた反省を踏まえ、実効性のある条例を目指した改正となる。

◆ 飼い猫の不適切な飼養がノラネコを生み出し、そのノラネコが騒音や悪臭など市民生活にさまざまな問題を引き起こしている。またノラネコが山で自活するようになったノネコは奄美の野生動物の大きな脅威となっている。今回の改正案はこれらの諸問題の根を断ち切るためのとっかかりになると期待されている。

◆ 猫は古くから人とともに生きてきた愛玩動物であり、私たちの暮らしに癒しを与えていてくれる大切なパートナーである。この愛らしい動物とどうつきあっていくべきか、奄美では本腰を入れて考えるべきときが来ている。飼い猫条例改正案に関するパブリックコメントの募集は19日まで。意見のある人はこの機会を逃さずに声を出してほしい。
(詳しくは奄美市ホームページを参照)...

5/13(土)..
少子高齢化時代と言われて久しい。特に高齢化は、戦後の団塊世代を迎え過去最高になった。総務省の昨年9月現在の推計では、65歳以上は3461万人で総人口比27.3%だ。半世紀で4倍になった。

◆ 子供は減る一方である。1958年度の小中学生は1349万2千人だったのが、昨年は638万6千人と半数以下だ。奄美などはさらに深刻である。5分の1だ。4月の推計では1万人を割った。中心地の名瀬も変わりはない。

◆ 奄美小学校を例にとると、最高時2800人だったのが、今年は480人弱だ。人口減は進む中で、結婚する人は減り、生む子供の数も減少している。厚生労働省の人口動態によると、昨年の婚姻件数は62万1千件だ。人口比で戦後1.2%だったのが0.5%である。

◆ 合わせて気になるのは、離婚率や初婚年齢まで高くなっていることだ。「お母さんと呼ばれてはみたいが結婚は煩わしい」。そう言った人がいた。母性愛より利己主義的な考えの人が増えたということも一因だろうか。明日は母の日。

◆ 人口減に比例し母親の比率も低くなっている。寂しいことだが、頑張ってくれているのはお母さんたちだ。いつもそばにいて、働きながら家事もこなす。家庭では当たり前と見られがちだが、苦労は大変なものである。年一度の感謝で、埋め合わせは出来ない。

◆ それでも母親がいる幸せを忘れず、心からの贈り物をしたい。

5/14(日)..
きょうは「母の日」。読者のみなさんはプレゼントの準備はお済みだろうか。感謝の気持ちを込めて既に渡した方もいるだろう。
日本生命がアンケートを行っている。それによると、母親にプレゼントを贈る人の割合は76.2%と8割近くに上った。別の調査結果だが、半数程度の「父の日」の割合と比べると、どうやら母親の方が分がいいようだ。

◆ さて、母親へのプレゼントの予算。最も多いのは「3千〜5千円未満」で39.8%を占めた。次いで「3千未満」29.4%、「5千から1万円未満」21.0%など。贈る物は「花.カーネーション」37.9%と最も多く、これは予想通りではないか。理想の母親は女優の吉永小百合さんがトップとなった。

◆ 母の日にちなみ、「おふくろの味」を真っ先に浮かぶ。現在でも朝食では愛着がある。この味噌汁、無限の味があるという見方ができる。旬の具材や野菜をたっぷりいれたら、不足しがちな栄養も味噌汁一杯で取れる。

◆ 裏付ける料理本が出版されている。『安心みそ汁365 認知症予防にはコレ!』(料理研究家・村上祥子さん著)。村上さんが提案するのが「具だくさんのおかずになる味噌汁」。特にお薦めの具材が「白菜とサバ缶」。脳の老化を防ぐとされるDHAを含んでいるからだ。アボガドやリンゴなども具材になる。母の日に栄養たっぷりの味噌汁をつくる。素敵なプレゼントだと思う。

5/15(月)..
本来なら時間をきにすることなくゆっくりと過ぎし、まどろむ日曜の朝、テレビが伝えるニュース速報で起床していまった。またもあの国の蛮行だ。北朝鮮は14日午前5時過ぎ、弾道ミサイルを発射した。ミサイルは約30分間、約800キロメートル飛行し、挑鮮半島の東約400キロメートルの日本海に落下したとみられている。

◆ 日本政府の説明によると、ミサイルが落下したのは、日本の排他的経済水域(EEZ)の外側とみられるそうだ。航空機や船舶への被害が確認されていないのは幸いだが、北の脅威はさらに増したかもしれない。ミサイルの高度が初めて約2千キロメートルを超えたと推定されている。新型ミサイルという見方もあり、技術力が向上しているのだろうか。

◆ 新大統領が就任したばかりの韓国にとっては出鼻をくじかれたのではないか。これまでの保守政権と異なり、革新政権は北に対して対話重視の融和政策を打ち出していた。対話のテーブルで自らの立場を優位にするための戦略かもしれない。周辺国を危険にさらす武力行使をいとわない。”朝鮮半島の火種”であることを十分に認識し、韓国は対峙すべきだ。

◆ 対北朝鮮を考える上で日本と韓国の関係は密接さが欠かせない。それだけに新政権の主要人事で、首相には親日派の起用が明らかになり、日本側では安堵感が広がっている。中国を含めて周辺国が方向を一致し、北朝鮮に向き合うことが東アジアの安定を生む。

5/16(火)..
毎日の食生活で欠かせない、身近なものと言えば何を思い浮かべるだろう。自分専用も一般的になりつつある箸もその一つだ。この箸、中国と関係ある。遣隋使によって。7世紀、中国に渡った遣隋使が、箸を使った食事でもてなしを受けたそうだ。

◆ そこでこんな説がある。「隋からの使節団が日本に来た際は、相手国に倣って箸を使って食事をしたことを機に、日本で箸が広まった」。そんな箸にも持ち方を始めとしたマナーがある。正しく持つことで周囲とも気持ちよく食事ができるが、一方で注意したいのが人前では恥ずかしいとされる「きらい箸」。

◆ こちらも思い当たることが多い。「移り箸」や「拾い箸」、「振り上げ箸」などは知っていた。箸で料理をかき込む「かき箸」、バラバラになっている箸先を皿の上などで揃える「そろえ箸」も
マナー違反だそうだ。普段の食生活から気を付けたい。

◆ 家庭内で気を付けることで事故を防げるものもある。乳幼児を抱えるお母さん方は、ドキッとするのではないか。消費者庁のまとめによると、電気ポットのお湯をかぶったり、炊飯器の蒸気に触れたりしてやけどをした乳幼児の数は230人以上(今年3月までの6年間)に上るそうだ。製品のコードを引っ張るなどにより死亡例も出ている。こうした製品を乳幼児の手が届かない所に
置いたら問題ない。マナーを含めて心掛けしだいだろう。

5/17(火)..
今年の南日本招待高校野球を観戦した。大島をはじめとする春の県大会で上位の成績を残した鹿児島勢6校が、横浜(神奈川)と浦和学院(埼玉)と対戦。6校とも敗れたが、全国レベルの強豪校に真剣勝負を挑んで、夏に向けた様々な収穫があったことだろう。

◆ 個人的には現時点での鹿児島勢のチーム力が確認できたと同時に、横浜、浦和学院の野球を肌で感じ、全国レベルの野球を身近で見られたのが大きな収穫だった。大島戦では横浜の5番・万波が2打席連続本塁打を放った。1本目は滞空時間の長い方物線、2本目はあっという間に左中間スタンド場外に消えたライナー、質の違う2本の本塁打を続けて見られる機会などそうそうあるものではない。190センチ89キロ、まだ2年生だが、来年のドラフトでは間違いなく目玉になる選手だろう。大島・塗木哲哉監督は「神村学園、鹿児島実とも違う、異質な打球だった」振り返った。

◆ 全国で上位に勝ち上がろうと思ったら、このクラスの選手がいるチームを相手にすることを想定する必要がある。素材や環境の違いなどもあって、相当難しいことだろうが、やり方はいろいろあるはずだ。こういったチーム、選手を目の当たりにして「とてもかなわない」と匙を投げるか、それとも学ぶべきことを学びつつ「これを超えるものを作ってやる!」と高い志を立てるのか、心構えひとつで変わってくる。

5/18(木)..
戦地から戻った「シンシチヤクム」は日本の敗戦ですっかり心が乱れたようだ。我が家に夜な夜な来てセーを飲みながら「ニッポン負けた」が口癖だった。一晩で何度聞かされたことか。ケチだったとは思わないが家の者も心得たもの、焼酎の蓄えはなく、シンシチヤクムが来るとこれ見よがしに近くの店に空の一升瓶を持たされて「量り売り」を買いに行くのが私の役目。

◆ 上機嫌で飲んでいたシンシチヤクムも瓶が底を付くと、その日の晩酌は終わり。「にっぽん負けた」と叫んで、ふらつきながら家路に着いた。今ではきれいな化粧瓶に入れられ、昔に比べ製造方法も各段に進んで飲みやすくなった奄美特産・黒糖焼酎。量り売りに駆り出された子も成長し酒をたしなむ年齢となり、初めは「大人の証」とばかりビールの後ウイスキーを飲んだ。

◆ サラリーを貰い出し屋仁川界隈に繰り出しては「だるま」をいろんな店でキープしだした。ある時、突然だったような気もする。今まで棚に並んでいたウイスキーに代わり焼酎がずらりと並んだではないか。革命にも似た光景だった。瞬く間にこの傾向はほとんどの店に広がり今では焼酎キープが当たり前の時代だ。

◆ 「一人一日一合一億円」などのスローガンが流行った。我が家にも量り売りなどでなくきれいな化粧瓶が置かれる。本土市場でも戦い抜ける自慢の特産品の一つだ。「地場愛飲」「地産地消」などの掛け声も絶やしたくない。

5/19(金)..
このところ相撲の人気がうなぎのぼりだ。昔から実力は認められながらもなかなか結果を残せなかった稀勢の里が、ようやく初優勝を果たして横綱に昇進したというサクセスストーリーは、日本人の心を揺さぶった。昇進後はじめての場所となった大阪では、左肩を負傷しながら千秋楽で逆転優勝をもぎとるというドラマに、多くのファンが感動を覚えた。

◆ 稀勢の里だけではない。同部屋で実力急上昇中の高安や男前と評判の勢や遠藤、弱冠二十歳の貴景勝に阿武咲など、新しいスター力士も生まれている。十両には奄美群島出身の関取が4人もいて、入幕を狙っている。

◆ 相撲はスポーツであると同時に、神事である。奉納相撲は健康な男子が裸で力で競い合うことで、神仏に敬意と感謝を示す行為とされる。それだけに礼節を重んじ、必ずしも勝負にこだわらない一面を持っている。大相撲の興業はまさに娯楽であろう。相撲は深く日本人の心にしみこんでいるため、国技と呼ばれる場合もある。

◆ 奄美に移住した当初は、各集落の集会場や学校の校庭に土俵があることにとても驚いた。奄美出身の人には当たり前の光景かもしれないが、都会では、まず土俵など目にしない。田舎の学校ではちらほら見かけるにしても、全国でもこれほど土俵密度の高いっ地域はあまりないのではなかろうか。相撲好きの風土が今も多くの郷土力士を生み出している。誇るべきことだ。

5/20(土)..
古い話で恐縮だが、「タバコを止めるのは簡単だ。私は100回止めた」そんな海外の話題に便乗して、「私は年の分止めた」。当時45歳前後だったと記憶しており、止めたと言うのはこの回数だ。

◆ 周囲から「それは止めたのではなく、休んだだけのことだ」と言われても認めなかった。いずれも裏を返すと「タバコを止めるのは難しい」と言うことになる。最近では、吸う本人だけでなく、周囲への健康害が指摘されるようになったが、止められない人はいる。

◆ ピークと言われた1966年当時は、成人男性の約84%が喫煙していたが、2015年には31%まで減少している。変わらないのは女性だ。半世紀前も現在も9.6%となっている。男性が減った要因は、健康への害と値上げという。

◆ 周囲の見方が厳しくなるにつれ喫煙者の自覚も高まった。吸う場所に気を付け、吸い殻のポイ捨ても、行政の規制と連動かなり減っている。マンションなどでは、室内を避けベランダで吸う人が目立ち、夕方以降の光景を蛍火にたとえ「ホタル族」と言う言葉もうまれた。

◆ 統計では、タバコ1本で14分寿命が縮まると言う。1日20本なら280分だ。それでも擁護派はおり、健康増進法改正案は、厚生労働省の提案に対し、自民党内の調整がつかずもたついている。どこに落ち着いても「受動喫煙はごめんだ」

◆ 煙に巻かれないよう成り行きは見守りたい。

5/21(日)..
徹底した議論の結果、説明責任が十分に果たされたら採決は当然のことだと思う。だが、またもや怒号が飛び交う中で数の力で押し切る幕切れとなった。舞台は衆院法務委員会。テロ等準備罪の創設を柱とした組織犯罪処罰法改正案の修正案は19日に採択され、自民、公明、日本維新の会の賛成多数で可決された。

◆ 「強行採決」という受け止めがあるのは消化不良のままだからだろう。繰り返される審議ストップなど担当大臣の答弁の不安定さもあり法案に対する国民の理解は進んでいない。それなのに日程だけ一人歩きしている。与党は23日の衆院本会議で採決し、参院送付を目指しており、6月18日に会期末を迎える今国会を延長してまで法案成立を確実にする構えだ。

◆ 組織的な犯罪を処罰する必要性は理解できる。問題は犯罪を計画段階で処罰する「凶暴罪」の趣旨を盛り込んだ点だ。毎日の生活の一場面か、それとも準備行為なのかどうやって区別するのだろう。内心に内心に踏み込まざるを得ないか、外形的に区別できるのか、いずれにしても計画に目を光らせるため監視社会が強化されるという懸念がある。

◆ 監視社会をはじめ「行きすぎた捜査」への不安に対し、「捜査の適正の確保」という規定が法案には追加された。こうした習性内容をわかりやすく国民に伝えることも欠かせない。議論と説明、不十分に尽きる。

5/23(火)..
日本人類史に新たな光を灯す画期的な発見という見方がある。沖縄県石垣市の白保竿根田原洞穴遺跡から、全身がそろった骨格としては国内最古となる2万7千年前の人骨が確認された。

◆ 考古学の時代区分である先史・原史時代、奄美・沖縄諸島の編年は本土(北海道を除く)とは異なる。「貝塚時代」が用いられている。その貝塚時代の以前、つまり土器文化が始まる前は旧石器時代だ。本土の場合、縄文時代草創期を挟むが、奄美・沖縄は1万年前から旧石器時代とされている。今回出土した前身人骨は、旧石器時代の地層から確認された。

◆ 日本人の起源を探る上で沖縄は欠かせない。旧石器時代の人骨の発見例は少なく、これまでは全身骨格が沖縄本島で4体出土した港川人が数少ない手がかりだった。港川人が岩の割れ目で見つかったのに対し、今回は安定した?積層の中で葬られた位置を保ったまま確認されており、これが地質的な年代の裏づけ可能にしている。

◆ 日本の旧石器人骨のほとんどが沖縄で発見されているのは土壌が関係する。石炭岩由来で弱アルカリ性のため、本土の酸性土壌に比べ骨の保存に適しているのだ。人骨研究は沖縄の独壇場だが、暮らしの方は奄美が重要な役割を果たすかもしれない。

◆ 龍郷町の半川遺跡では琉球列島最古(1万1200年前)の植物遺体が見つかっている。旧石器時代の採集生活を示す資料だ。社会形成にも影響を与えた狩猟採集、研究進展へ関心を持ちたい。

5/24(水)..
県高校総体が始まった。今年も奄美勢を中心に高校生アスリートの熱戦を連日追いかけている。結果を残したチーム、思い通りにいかなかった選手...結果の良し悪しに関わらず、真剣勝負を終えた若人の姿が心を打つ。

◆ 新体操女子団体の鹿児島実と鹿児島純心のライバル争いは見ごたえがあった。4月の学年別種目別選手権ではどちらも13.350で同点。鹿純心に0.3の減点があったので、それがなければ鹿実を上回っていたことになる。鹿実が13連覇を達成するのか、昨年久しぶりに団体が復活した鹿純心が名門復活の足掛かりとするのか、見どころだった。

◆ 結果は鹿実が1.5差をつけての堂々の優勝だった。素人目にも、選手たちの「やってやる!」という気迫が伝わってくる演技だった。選手たちの気迫が観客の声援を引き出し、その声援がさらに選手たちの良い演技を引き出す。そんな相乗効果が感じられ、会場全体にエネルギーが満ちてくるような不思議な感覚がした時間帯だった。

◆ 鹿純心も悪くはなかったが、やや動きに硬さが感じられた。残念な結果だったが、4月に見たときは名門復活を印象付ける華やかさを感じた。いずれにしても県内で強力なライバルがいて切磋琢磨し合う関係ができるのはお互いに良いことだ。そして、新人戦の団体に出られなかった大島が、1年生の加入でちゃんと出場できたことも感動的な出来事だった。

5/25(木)..
昭和55年5月1日、名瀬市(当時)に「ケンムン村」が発足した。その時代の様子を少し。市民の水がめ・大川ダムが完成した。総貯水量43万2千d。港町には奄美で一番高く、立体駐車場を備え、無騒音アースドリル工法を採用した初物尽くしの奄美サンプラザホテル落成。総合運動公園もこの年完成。伊仙町では上木五つ子が誕生した。徳之島空港ジェット化実現。与論では初めて交通信号機が農協前に設置された。

◆ 前置きが長くなったが、この頃奄美はまだ原色に彩られ、観光も盛んだった。世界自然遺産登録を待つ期待感に満つ昨今に似ていた。「ケンムン村」はこの波に似ていた。同時に「文化文化」の掛け声があふれていた。「ケンムン村」はこの波に押されるように発足した。

◆ 村広報創刊号がある。村民憲章1「村民は奄美を愛し、また古来この島々に住む(棲む)ケンムンの存在を無条件に信じる」人たちの集まり。そして旧暦7月16日をケンムンの日と定めた。初代損(村)長は「いずみ・はじめ」氏。手作り工芸品店を営んでいだ。姉妹都市「かっぱ村村長・中河与一」氏からは「とにかく無?のものが存在していて、なんらかの空想を呼び起こしてくれることは目出度いこと」の辞も寄せられた。

◆ 海、山に存在し、時に人と戯れ、一方で禁忌タブーの崇高な世界を創りだし、世界自然遺産にも登録されようという奄美の森・海を守ってきたのはケンムン、と信じる。だから畏敬の念を払う。

5/26(金)..
3月に誕生した奄美群島国立公園は従来にない新たな保護管理をうたっている。ひとつは亜熱帯照葉樹林を中心に、自然景観だけでなく生態系全体を保全する生態系保全型の保護管理である。もうひとつは自然だけではなく人々の暮らしや営みをも守り継いでいく環境文化型の保護管理を導入するということ。この環境文化という視点について考えてみたい。

◆ 奄美の人々は古来、豊かなサンゴ礁の海から恵みを受けてきた。魚介類を獲って日常の糧とし、サンゴは石垣として住宅に利用された。ヤコウガイを細工した工芸品は他の島や他の地域との交易に使われた。海は世界へ開かれた玄関であった。

◆ 一方、森の鳥獣や木の実は食料として重要だったし、薪や炭は燃料としてなくてはならないものだった。木材は家屋を建てる際にも、船を造る際にも欠かせない材料だった。森は水を育み、それにより狭い平地で稲作が始まった。大島紬は奄美のテーチ木と泥田がなければ生まれなかった。

◆ 奄美の人々は自然と深く付き合いながら長い間暮らしてきた。自然の過剰利用は環境破壊につながり、最終的には自分たちの暮らしをも危うくする。そうならないように持続可能な生き方を築きあげてきたのだ。環境文化型の管理とはまさにこのこと。奄美群島国立公園が人々の文化を丸ごと守っていこうと宣言してのは画期的だといえよう。つまるところ、島民ひとりひとりが自覚して文化を守り継ぐことにほかならない。

5月27日(土)..
「いざゆかん梅雨の晴れ間の一人旅」。この句を残し奄美を離れた先輩がいた。今年のように梅雨入りした後、雨が少なかった年だった。そのせいか忘れかけていたこの句が、ついに先日のように思い出されてならない。

◆ 前年は空梅雨かと思われていたその年は、後半になって単発的な大雨に見舞われた。道路は各所で崩れ、裏山の崩壊でつぶされた民家もあった。交通はマヒしたが、幸いだったのは人的被害がなかったことだ。当時とすると周囲の環境は変わっている。懸念される一つである。

◆ 人口減の中で、名瀬など地域によっては山裾まで住家が広がっている。加えて地球温暖化の影響か、予期されない大雨や集中豪雨は各所で発生している。水は空気同様欠くことはできないが、怒らすと怖い。油断禁物と言うことだ。

◆ 「今までなかったからうちは大丈夫」。そんな時代ではなくなっている。地震に津波、竜巻、水害、天災のほか、ある日突然巻き込まれる。火災、交通事故。これまでなかったからここは安心と思っている地域や人が、ある日突然巻き込まれる。過去の被災地を見ても、こんなところは少なくない。

◆ どこで誰に降りかかってくるか分からないのが災害だ。気を付けていても避けられないときはある。それでも諦めない事が大事だ。梅雨の後には台風が控えている。「備えあれば..」を忘れず、土壇場で慌てないよう準備はしておきたい。

5/28(日)..
大雨とともに梅雨入りした奄美地方だが、肌にまとわりつくような湿気でうっとうしさを感じる曇天はそれほど続いていない。青空が広がる晴天に恵まれ、梅雨の中休みが多いような気がする。まだ日差しが柔らかい頃、野外に出ると吹き抜ける風が心地よく、こんな梅雨なら大歓迎と思ってしまう。

◆ どうやら本番はこれからのようだ。気象情報会社ウェザーニューズが今年の梅雨の天気傾向を発表している。それによると雨のピークは奄美の場合、6月中〜下旬と予想する。大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに注意を呼び掛けている。

◆ 高気圧の張り出し具合や暖かく湿った空気の影響を受けて、奄美の梅雨明けは「平年より遅れて7月上旬となる」という予想もある。まだまだ1ヵ月以上も梅雨が続くことなり、雨への警戒を怠らないようにしたい。奄美の気象の特性として多雨がある。年間降水量の平均値は約2800_(名瀬)。東京(約1500_)の2倍近い。

◆ この多量は災害に直結しやすい。大雨による被害を防ぐため欠かせないのが気象情報だ。適切な発信と適切な把握・活用によって生命や財産を守る術になる。それだけに名瀬測候所の機能や役割充実を求めたい。気象台格上げの訴えは、奄美の未来を考える共同の会の署名活動のほか、群島議員大会でも議案として採択された。住民の関心、政治力の結集によって前進する。

5/29(月)..
今やスマホ(スマートフォン)手放せない派だ。無料アプリLINEならメールよりも手軽にやりとりが出来る。個人的に楽しみにしているのが、遠く離れた孫の成長に触れること。動画も簡単に送受信できるだけに、表情の変化や手足の動きなど繰り返し見入ってしまう。

◆ 一方で利器の危うさにも目を向けたい。急増しているのが「スマホ育児だ」総務省が、未就学児にスマホを使わせている実態を使わせている実態を調査している。それによると、0、1歳で10%台。少し安心する。ところが3歳児になると35.4%に増え、5歳児ではなんと41.5%と半数近くまで跳ね上がる。

◆ 家事などの最中、子どもにスマホを渡して静かにさせる...こんな使い方だ。「スマホ育児」はさまざまな問題を引き起こす。視力の低下、睡眠不足、運動量の減少といった子どもの発育への影響のほか、幼児期から親子のコミュニケ−ション不足に陥ってしまう。「親のスマホの使い方も、子どもに影響する」という専門家の指摘もある。

◆ 適切な使い方を心掛け自ら実行していく主体性しだいだろう。主体的な遊びを掲げている教育の現場で、その中核となるのが総合的な学習の時間だ。にも関わらず文部科学省は、小学校での外国語活動移行措置で総合学習の削減も打ち出している。現在小学5,6年が対象の英語を3,4年まで広げるため。現場の主体的な判断の尊重は叶えられそうにない。

5/30(火)..
入院生活を送った際、看護師さんたちの「聞く力」に驚いたという声に接した。確かに思い当たる。先日も家族の通院で付き添ったところ、軽く膝を曲げて患者と同じ目線になり行っていた。決して質問攻めではない。記録をしているものの顔も向けながら体調を聞き、世間話を聞き、質問をしながら相談も受ける。

◆ まさに多彩な聞き方だ。これなら緊張することなくリラックスできる。ふだんの生活でも心掛けてはどうだろう。「聞く」に少し意識を置きながら会話を楽しんでいけば、相手との距離は自然に縮まっていくはずだ。聞く力は生活の知恵にもなる。

◆ 特に高齢者が狙われる消費者被害が後を絶たない。高額な商品・サービスを売り付けられたり、実体のない投資まがいの商品を購入させられたりするケースだ。対処方法が設けられた。今月26日に国会で成立した改正民法にはトラブル防止に役立つ項目が盛り込まれてある。

◆ 訪問販売など消費者契約法をみてみよう。6月3日施行の一部改正により、こんな勧誘による契約は1年以内なら取り消し(消費の延長によって)ができる。「効果がないのに電気代が安くなると家電を販売」「一人暮らしで不要と知りながら4人分の布団を販売」など。

◆ ただし聞くことが前提になる。事業者が事実と異なることを伝えているが、「値上がり確実」など断定的なことを言って勧誘しているか。しっかり聞いて記録し家族や専門機関に相談...を目指そう。

5/31(水)..
県高校総体サッカーの決勝戦を取材した。決勝の顔合わせは神村学園と鹿児島実。どちらも「全国への切符」に並々ならぬ執念を見せる両イレブンが見ごたえのある好勝負を繰り広げたが、エースストライカー高橋大吾のゴールが決勝点となり、神村が6年ぶりのインターハイを勝ち取った。

◆ このところ鹿児島の高校サッカーの2強は鹿児島城西と神村となっているが、神村の全国大会は14年正月の選手権以降、遠ざかっていた。この3年間は決勝には度々コマを進めていながら涙をのみ続けていただけに、「今回こそは!」という意気込みと持ち味である超攻撃サッカーを貫こうという意志が感じられた。

◆ 神村には朝日中出身の選手が2人いるので、1月の新人戦に続いて話を聞いた。大山尚一君が高橋君と並んで2トップでフル出場。得点こそ挙げられなかったが、ロングフィードのボールに一目散に駆け寄り、ときに相手DFにも競り勝って攻撃を継続した力強さを感じた。顔見知りのトレーナーに尋ねると「中学時代、駅伝を走った選手ですよ」という。

◆ 大山君ともう一人の渡来夢君は、3年前、県中学駅伝で初優勝したメンバーだった。大山君のプレーには駅伝で鍛えたスタミナと勝利への執念が感じた。「取材されたのを覚えています」と言われてうれしかった。中学生の頃取材した選手が、別の競技で全国へ行くのを取材できた貴重な体験になった。
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奄美新聞:5月の記事より

5/1(月)..
鹿労局17年度方針..目標示し働き方改革、多様な働き手の参画推進。

南栄糖業が操業終了..質、量ともに良く生産量は9万6d。

現場から2017..

良さ知ってもらう機会に..龍郷町、観光振興計画策定、観察の森整備大河ドラマ効果も期待。

九州少年少女レスリング選手権。

和泊町・伝統漁法「マハダグムイ」。

島田さん(徳之島町)の愛犬物語『車いす犬ラッキー』発行。

5/2(火)..
支え合う..

下方地区の試み、名付けて「小宿っ子お助け隊」。

奄美市名瀬下方地区。埋め立てにより造成された新興地の浜里町には市営・県営13棟の公営住宅が建つ。そんな

「住宅のまち」で、地域支え合い体制づくり事業の「一環として子どもたちによる活動が行われている。同じ地区で暮らし公営住宅に入居する高齢者や障がいを抱えている人たちの日常のごみ捨てを、子どもたちが代行するものだ。

★ 日常のごみ捨て..子どもたちが代行。2人1組で活動。登校前に..チャイムを押す..「おはようございます」と元気にあいさつ。男性もにこやかに「おはよう」と声かけ、「お願いします」と児童にごみ袋を手渡した。..預かった児童はごみ袋を指定されている住宅のごみ捨て場へ。この日は小学5年生の女子児童が二人一組で活動。午前7時から15分程度だが、始めるにあたってはこんな流れがある。起床→制服への着替え→朝食をとり登校の準備→ランドセルは背負わず利用者の所へ。

(奄美市委嘱の下方地区生活支援コーディネーター・勝村克彦さんは説明)。

奄美市..実効性ある条例へ..飼い猫条例 パブリックコメント募集。

瀬戸内町・西古見の海岸沿い一面にセンダンの花。

5/3(水)..
支えあう..

下方地区の試み..奄美市の地域支え合い活動で生活支援コーディネーターとしての勝村さん。

▽ 巻込む..各世代の巻き込み目指す。

「住民参加の助け合い活動として元気な高齢者のに限定してしまうと、なかなか地域全体に広がらないのではないか。活動に子どもたちが加わった方が、より広がりが生まれると思う。親世代も高齢者支援に関心を持つようになる。子どもたちが関わることこそ重要。一部の世代だけでなく各世代を巻き込んでいきたい。それによって地域力が引き出される地域福祉が持続できる」。

5/4(木)..
支え合う下.

子どもたちによる地域活動(ゴミ捨て代行事業)実施にあたり勝村さんは文書化を徹底している。小宿っ子お助け隊Q&A、実施要項、利用・委託契約書だ。

★ このうち注目したいのが..Q&A..。「子どもたちの活動を私だけが関係するのではなく、他の保護者などだれでも携われる仕組み(文書化)をつくりたかった。それによって活動が継続できる。一過性のものにせず、活動を持続させたい」(勝村さん) 

下方地区の試み..
▽ 連携..活動推進、地域力に磨き。
下方地区での支え合い活動は子ども会との連携で進められている。
(コーディネーターの勝村さん、浜里町子ども会会長の當郷さん)
今後の地域支え合い活動では高齢者の交流の場づくり、買い物弱者への支え合い活動なども計画。こうした地域福祉を推進することで地域力に磨きがかかるが、これは観光振興にも役立つというのが勝村さんの見解だ。

★ 「奄美群島国立公園が誕生し、世界自然遺産に登録されると多くの観光客が訪れるだろう。奄美は住民が生活する場と自然が近い。地元の人々と観光客が接する機会は多い。それだけに住民が支え合いながら生き生きと暮らす様子は、観光客に魅力的に映るだろう。自然や文化だけでなく、そこでの暮らしも魅力的として観光資源になる。観光客の中には将来、奄美に移り住もうと考える人々も出てくるのではないか」。

▽ 地域性..子どもたちが主役となっている下方地区の地域支え合い活動。奄美市では8地区(笠利、住用は1地区ずつ)でこの事業(地域支え合い体制づくり事業)が進められている。市高齢者福祉課によると、体制づくりの中心的役割を担う「生活支援コーディーネーター」は市全体の総括者が一人、勝村さんのように地区ごとにも配置している。

★ まずは地域性を的確に捉えることだ。その上で適した活動を進める。地域での支え合い活動が一部にとどまるか、それとも全体へと波及するか。これが「地域福祉=地域づくり」の岐路だろう。
           
      .........サポートの今  series21..............

5/5(金)..
レンタカー利用盛況..GW動向日程3〜4泊がほとんど。

フォトウエディングで祝福..おきのえらぶ島観光協、島の自然背景にこだわりの一枚撮影。

わんぱく相撲奄美大島場所。

村制施行100周年100`完歩宇検村役場職員互助会。

飼い猫条例に罰則規定奄美大島5市町村。

5/6(土)..
クロウサギの輪禍増..従来なかった場所でも発生、昨年一年間の半数超えに。

県大島支庁建設部長になった..上大田孝成(うえおおた・こうせい)金生町市出身。

生活物資や特産物の輸送、患者の救急搬送などに使われ、死活問題認識で推進。

「世界自然遺産登録、大河ドラマ『西郷どん』放映など、大きな追い風が吹いている地で仕事ができることは誇り。思い出深い勤務地にしたい」と抱負を話した。

5/7(日)..
奄美ナンバー..普通車普及率27.46%、鍵にぎる軽自動車PR効果で切替え呼びかけ。

県瀬戸内事務所長になった。..印南百合子(いんなんゆりこ)氏。55歳。..共生社会へお手伝い。

Uターンラッシュピーク..奄美空港、GW最終日も空の便満席。

マングローブパーク..終盤も多くの観光客、GWカヌー人気。

5/8(月)..
群島製糖工場..キビ搬入実績47万5千d、3社で基準糖度帯上回る。

現場から..2017..

自治体学芸員の奮闘..調査後の文化財報告書、活用で地域活性化へ。

奄美世界自然遺産トレイルなどでの活用が期待される瀬戸内町西古見の戦争遺跡・掩蓋(えんがい)式観測所跡。

「あったパークゴルフ場」14日オープン。

徳之島町花徳浜で約12年ぶり「地引網魚」復活。

第1回新川こどもまつり。

5/9(火)..
需要喚起、販促強化へ..制定10周年の節目きょう「黒糖焼酎の日」、語り部は137人輩出。

「子宝の島の”子宝ユリ”?」伊仙町西犬田布バレイショ畑。自生ユリ一挙に約100個開歌。

大和村大棚壮年団ファミリー釣り大会。

WG航空利用実績。

5/10(水)..
サトイモ早めの収穫を..疫病研修会発生、収量下がる可能性。

車イスモデルがダイビング体操。

「島唄の深さ知って」森山さん(三味線教室)自費出版。

5/11(木)..
世界自然遺産で地域活性..奄振総合調査各種団体から課題探る。

瀬戸内警察署署長になった..牛垣誠(うしがき・まこと)50歳、警視。

★ 管内の取り組むべき課題課題について..

「国立公園に指定され、これからも観光客は大幅に増えることが懸念される。事故や事件で住民に寄り添って、守って行きたい」。

愛加那のかんざし特別展示龍郷町「りゅうがく館」。

『自然が育む長寿と希少動物の楽園』発行 義山彰宏さん。

5/12(金)..
アコウの巨木現地視察..市理原など龍郷町文化財保護審、1992年以来の指定か。

有事での早期避難促す..Jアラート運用変更奄美市などHPリンク。

「小湊フワガネク遺跡」の看板新設。

「天城町農業塾」開講。

5/13(土)..
ふるさと納税16年度実績..群島自治体多くで寄付額前年超、徳之島町、件数・額ともにトップ。

副操縦士に肥後さん(奄美二世)..ATR機就航、鹿児島ー奄美大島線。JAC、28日に。

奄美博物館30周年記念企画展で常田さんギャラリートーク。

5/14(日)..
AT限定 増加傾向続く..運転免許県内は11年、MTを逆転。

水産物の減少見込大きく..県内生鮮食料品の需要見通し。

奄美市日中友好協会・再建総会。

5/15(月)..
奄美群島国立公園記念式典..世界自然遺産実現へ一歩、山本環境大臣「奄美の魅力保全に取り組む」。
国立公園記念式典..新しい環境文化型に意義 原口教授講演、世界自然遺産へ「正念場」。

「いつもありがとう」沖永良部高書道部母の日にパフォーマンス。

市民後見人養成、法人後見化もあまみセンター目指す。

5/16(火)..
奄美市は県内4番目高さ..生産年齢別人口割合トップ、鹿児島市。

★ 鏡開きや飲み比べも「さたぜぇないと・ふぇすてぃバル」..「黒糖焼酎の日」10周年記念。
奄美市社交業飲食業組合主催の「さたぜえないとふぇすてぃバル2017」が14日、同市名瀬の屋仁川通りで開催された。歩行者天国の通りでは、様々な料理とお酒を楽しめるイベントに、友人同士や家族連れで訪れた多くの人たちで賑わった。イベントは、同組合の若い世代(やんごプロジェクトチーム・YPT)が中心となって企画し、今回で5回目となる。今年は「奄美黒糖焼酎の日」制定10周年を記念して開催。屋仁川通りの会場では11店舗と奄美群島内の16の蔵元のコーナーが並んだ。ステージではバンド演奏や、フラダンスの披露もあり、来客者たtっちは、好天に恵まれた今年最初のフェスティバルを楽しんだ。

すぐ近くの柳町・腰又から夫婦で来た間明弘さん(59)は「いつもは通過するだけの道路、きょうは屋台でいろんな料理が味わえる」と語った。妻の登美子さんは(44)も「地元の人と観光客で毎日にぎわってほしい」と笑顔で語った。

★ 日本自然保護協...
サンゴ群に深刻被害確認..市集落沖で潜水調査「土石流入防止が急務」。

5/17(水)..
衆院定数..新区割り法案閣議決定、鹿県は1減の4 新2区、奄美の割合後退。

龍郷町、11年ぶり実地予算説明会・行政懇スタート。

「奄美高校レストラン」生徒たちが料理・接客でもてなす。

RAC路線の利用好調。

5/18(木)..
奄美空港ターミナルビル増築進む..落成まで1年余り利便性の向上期待。

大自然に生きる小さな主人公たち..天城町ユイの館 写真展「小さな大自然」。

キロ平均単価281円..JAあまみタンカン実績販路の確保進まず。

喜界島でダイトウウグイスの巣と卵確認。

龍郷町議会委員・大河ドラマ舞台の浜松市を視察。

5/19(金)..
与論で群島議員大会..名瀬測候所気象台格上げなど採択、「自立的で持続可能な発展に全力」。

環境省徳之島自然保護官になった..沢登良馬氏(さわのぼり・りょうまし)、「行政、住民一体で推進」。

瀬戸内町、休憩施設着工。

飼い猫条例パブリックコメントきょうまで。

5/20(土)..
在宅介護支援センター協・総会..介護予防拡充へ普及啓発、生活困窮者多くの協力の必要性解説。

名瀬小、修学旅行沖縄県の兼城小と交流。

県高校総体。

16年度ウミガメ県まとめ。

5/21(日)..
5月子牛セリ市結果..じり安続くも去勢価格維持「商品性整理、出荷適正検討を」。

知事「イクボス」宣言..仕事と家庭の両立支援。

自然と共生の引継ぎを..経済同志会総会..奄美パーク・宮崎園長講演。
             
............. あすの本紙は休みます                      
   奄美新聞の社休日は毎月第3日曜日です。
  したがってあす月曜付けの本紙は休刊になります。
   ご了承ください..............................................

5/23日(火)..
現職陣営のみ出席..和泊町長選立候補予定者説明会、新人が出馬の動き。

オオキンケイギク駆除..特定外来生物龍郷町秋名幾里集落で。日系二世フランクさん父親の墓前たずね来島。 

5/24(水)..
新設法人奄美は70社..16年まとめ大島郡減少、建設業が最多。

県が男女の出会い支援..鹿児島市に サポートセンター開所。

「渋谷・鹿児島おはら祭」で東京奄美会女子部がグランプリ。

奄美署・介護送迎車安全講習会。

5/25(木)..
沖永良部で..「新しい農業創出へ努力」 県議会産経委平張施設や地下ダム視察。

奄美市、ナカドゥチェス市中学生交流事業。

★ 奄美出身力士光る..学校・公民館に土俵 幼少から親しむ。
元実業団横綱「大奄美」期待の星。

景色楽しみながら強調性身に付ける..田検小・カッター訓練、焼内湾で2日間。

オリジナルTシャツ作る..住用中大島紬の泥染め体験。

大島3年ぶり4強へ..4番・太月が逆転2ラン..NHK旗高校野球。

5/26(金)..
地区農業青年ク協..情報交換で技術向上へ、マンゴーなどほ場6ヵ所巡回。

テーマは「きゅらシマの風景」..KAM総会フォト農美展募集で、事業計画なだを承認したKAMあまみ21の総会。

新運営会社を設立..
「株式会社鹿児島レブナイズ」..園田氏(奄美市出身)会長に就任「オール鹿児島で応援体制を」。

バド団体大島女子8強、 卓球男子の3回戦進出が最高。

新たな特産品として注目..奄美初お目見えコンバインでソバ収穫、名瀬中勝、87`の収量。

知名町..小惑星に「Chinacyo」発見者命名来月6日に記念イベント=命名認定証を手にする平安正盛町長。

奄美パパイアブランド産地化へ..地域コンソーシアム事業で..JA徳之島本部産地育成推進協を設立。

5/27(土)..
KER調査..25年ぶり単独トップ..経営上問題点「人手不足・求人難」上昇傾向。

「かくれ浜」出現..笠利町喜瀬白い砂浜めざす。

知名中・修学旅行先で沖永良部島PR。

5/28(日)..
農薬散布ドローン始動..九州・沖縄第1号農水航空協認定・稼働 徳之島町の松山さん。

★ 「人とのふれあいを」..奄美大島商議所まちづくり事業報告書。
本モニターは何に期待していたか。
1.名瀬まち商店街の魅力(28%)。
2.名瀬まち商店街の歴史や文化的背景(22%)。
3.名瀬まち商店街の古典の魅力(20%)。
4.新たな名瀬まちグルメ(19%)。
5.ガイドや店主とのコミュニケーション(11%)。
6.その他。

子どもの博物学士講座開講龍郷町。

5/29(月)..
「徳之島の宝、きびを守ろう」...生産振興大会・感謝デー豊作年の優秀農家など表彰。

無限の創作意欲..出身地に絵画工房オープン、アマチュア芸術家・里岡さん。現場2017から...

5/30(火)..
過去最高の助成額に..奄美満喫ツアー16年度実績 事業浸透で好調、成果へ。

奄美空港でも離発着JAC新型機セレモニー。

5/31(水)..
衆院総務委..基金増加「地方財政余裕とは言えない」変動や見込みなど全自治体調査へ金子委員質問で総務省。

名瀬職安4月..有効求人倍率0.84倍前年上回るも前月より下降。スポーツマスターズ軟式野球奄美BBC、県大会で優勝。

知名町「YAKOMOハウス」オープン記念演奏会。

奄美群島観光物産協会総会。

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2017年05月09日

墓参り

島唄の上手な先輩がいつのまにか亡くなられていました。
道で会った時具合が悪るそうにしておられたのを、
覚えています。しばらくして..亡くなられたと聴き、
残念だったことを思い続けていました。

妹が宇検役場へ用事があるということで、
私も一緒に便させて貰うことになり、
やっと胸に痞(つか)えていたことが
取れた日でもありました。生勝と久志です。

はじめに生勝集落..
山下さん(生勝)と松井さん(芦検)は妹の友達で、
私と妹が行くのを待っていてくださり墓参りの案内をしてくれ、
後は山下さん宅でお2人が調理した美味しいご馳走を御膳一杯に
もてなしての品々。おしゃべりが弾みいつの間にか時間が、
過ぎていってしまいました。
お2人には大変感謝しています。
有難うございました。

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久志集落..
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ほっと安心の一日でした。
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2017年05月07日

第一回奄美地区新川こどもまつり

5月に入ってから新川の「みどり橋」周辺に手づくりの..
こいのぼりが飾られるようになりました。
保育所・託児所・介護施設外色々な団体が自慢の作品を、
出しておられ市民の目を楽しませてくれました。
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みなさん、ご苦労さまでした。
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2017年05月04日

祝;百寿 坂井瑞一郎様

「瑞一郎おじさん」と集落の人々に慕われておられます。
みんなの集まりでは「大好きな詩吟」をよく吟じておられます。

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